血液型の組み合わせで子どもは何型?A型どうしからO型が生まれる確率、親子でありえない血液型の早見表と遺伝の仕組み
「A型とA型の両親なのに、子どもがO型だった」「AB型の親からO型の子どもは生まれない?」。血液型の遺伝は、A・B・O の 3 つの遺伝子のうち 2 つを両親から 1 つずつ受け継ぐ、というだけの単純な仕組みですが、A型の人が AA か AO かが見た目ではわからないため、確率で考える必要があります。この記事では、両親の血液型 10 通りの組み合わせから生まれる子どもの血液型と確率、遺伝子型 21 通りの早見表、AA か AO かを日本人の血液型の割合から見込む方法、祖父母の血液型での絞り込み、子どもの血液型から親を逆算したときの「ありえない」組み合わせ、Rh−の遺伝、シスAB型などの例外までを、計算の手順つきで解説します。
結論:両親の血液型 10 通りの組み合わせと、生まれる子ども・生まれない子ども
両親の血液型の組み合わせは、父と母を区別しなければ 10 通りです。そのうち、子どもの血液型が 1 つに決まるのは O型どうしだけで、ほかの組み合わせでは 2〜4 種類の血液型が生まれる可能性があります。日本人の血液型の割合(A型 38.6%・O型 30.3%・B型 21.6%・AB型 9.5%)から両親の遺伝子型を見込んで計算すると、子どもの血液型の確率は次のとおりです。
| 両親の血液型 | A型 | B型 | O型 | AB型 | 生まれない血液型 |
|---|---|---|---|---|---|
| A型 × A型 | 約84.1% | 0% | 約15.9% | 0% | B型・AB型 |
| A型 × B型 | 約26.0% | 約22.6% | 約17.3% | 約34.1% | なし(4 つとも生まれる) |
| A型 × O型 | 約60.1% | 0% | 約39.9% | 0% | B型・AB型 |
| A型 × AB型 | 50% | 約19.9% | 0% | 約30.1% | O型 |
| B型 × B型 | 0% | 約81.2% | 約18.8% | 0% | A型・AB型 |
| B型 × O型 | 0% | 約56.7% | 約43.3% | 0% | A型・AB型 |
| B型 × AB型 | 約21.7% | 50% | 0% | 約28.3% | O型 |
| O型 × O型 | 0% | 0% | 100% | 0% | A型・B型・AB型 |
| O型 × AB型 | 50% | 50% | 0% | 0% | O型・AB型 |
| AB型 × AB型 | 25% | 25% | 0% | 50% | O型 |
「生まれない血液型」の列は、確率が小さいのではなく、ふつうの遺伝の仕組みでは 0 になる血液型です。たとえば AB型の親がいると子どもは O型にならず、O型どうしの両親からは O型しか生まれません。一方、「約」がついている数字は、A型の親が AA か AO か(B型なら BB か BO か)を日本人の割合から見込んだ平均です。同じ A型 × A型でも、実際の両親が 2 人とも AO なら O型の確率は 25%、どちらかが AA なら 0% になります。
血液型が遺伝する仕組み:A・B・O の 3 つの遺伝子と 6 つの遺伝子型
ABO式の血液型を決める遺伝子には A・B・O の 3 種類があり、人は 2 つずつ持っています。そのうちの 1 つが父から、もう 1 つが母から受け継いだものです。どちらを渡すかは 2 分の 1 の確率で決まるので、子どもは父の 2 つのうち 1 つと、母の 2 つのうち 1 つを組み合わせた 2 つを持つことになります。
検査でわかる血液型(表現型)と、持っている遺伝子の組み合わせ(遺伝子型)の関係は次のとおりです。A と B は O に対して優性(O を持っていても表に出ない)で、A と B どうしは共優性(両方が表に出る)です。
| 血液型 | 遺伝子型 | 子どもに渡す遺伝子 | 日本人に占める割合の見込み |
|---|---|---|---|
| A型 | AA | 必ず A | 約7.8% |
| A型 | AO | A か O が半分ずつ | 約30.8% |
| B型 | BB | 必ず B | 約2.9% |
| B型 | BO | B か O が半分ずつ | 約18.7% |
| O型 | OO | 必ず O | 約30.3% |
| AB型 | AB | A か B が半分ずつ | 約9.5% |
この表から、両親の組み合わせの多くがすぐに説明できます。AB型の親は O を持っていないので、AB型の親から O型(OO)の子どもは生まれません。O型の親は O しか渡さないので、O型 × O型の子どもは必ず O型です。そして A型どうしの両親から O型の子どもが生まれるのは、2 人とも O を隠し持つ AO で、2 人とも O を渡したときだけです。
組み合わせ表(パネットスクエア)で確率を出す手順
両親の遺伝子型が決まっていれば、2×2 の表を書くだけで子どもの確率がわかります。生物の授業で習う「パネットスクエア」です。父の 2 つの遺伝子を縦に、母の 2 つの遺伝子を横に並べ、交わるマスに 1 つずつ書き込みます。4 つのマスはどれも同じ 4 分の 1 の確率で起こります。
- 1
両親の遺伝子型を書く
例として、父を AO(A型)、母を BO(B型)とします。父の列に A と O、母の行に B と O を並べます。
- 2
4 つのマスを埋める
A と B が交わるマスは AB、A と O は AO、O と B は BO、O と O は OO です。遺伝子型は順番を気にせず、AO と OA は同じものとして扱います。
- 3
血液型に直して数える
AB は AB型、AO は A型、BO は B型、OO は O型なので、4 つの血液型が 1 マスずつ、つまり 25% ずつです。A型 × B型の両親から 4 つの血液型すべてが生まれるのは、この組み合わせがあるからです。
| 父 AO × 母 BO | 母から B | 母から O |
|---|---|---|
| 父から A | AB(AB型) | AO(A型) |
| 父から O | BO(B型) | OO(O型) |
同じ A型 × B型でも、父が AA、母が BB なら 4 つのマスがすべて AB になり、子どもは必ず AB型です。父が AO、母が BB なら AB と BO が 2 マスずつで、AB型と B型が半分ずつになります。血液型だけで確率が決まらない理由は、この「同じ血液型でも遺伝子型が違う」点にあります。
遺伝子型 21 通りの組み合わせ早見表
6 つの遺伝子型どうしの組み合わせは、父と母を区別しなければ 21 通りです。遺伝子型がわかっていれば、子どもの血液型の確率は 0・4 分の 1・2 分の 1・4 分の 3・1 のどれかに決まります。
| 両親の遺伝子型 | A型 | B型 | O型 | AB型 |
|---|---|---|---|---|
| AA × AA | 1 | 0 | 0 | 0 |
| AA × AO | 1 | 0 | 0 | 0 |
| AA × BB | 0 | 0 | 0 | 1 |
| AA × BO | 1/2 | 0 | 0 | 1/2 |
| AA × OO | 1 | 0 | 0 | 0 |
| AA × AB | 1/2 | 0 | 0 | 1/2 |
| AO × AO | 3/4 | 0 | 1/4 | 0 |
| AO × BB | 0 | 1/2 | 0 | 1/2 |
| AO × BO | 1/4 | 1/4 | 1/4 | 1/4 |
| AO × OO | 1/2 | 0 | 1/2 | 0 |
| AO × AB | 1/2 | 1/4 | 0 | 1/4 |
| BB × BB | 0 | 1 | 0 | 0 |
| BB × BO | 0 | 1 | 0 | 0 |
| BB × OO | 0 | 1 | 0 | 0 |
| BB × AB | 0 | 1/2 | 0 | 1/2 |
| BO × BO | 0 | 3/4 | 1/4 | 0 |
| BO × OO | 0 | 1/2 | 1/2 | 0 |
| BO × AB | 1/4 | 1/2 | 0 | 1/4 |
| OO × OO | 0 | 0 | 1 | 0 |
| OO × AB | 1/2 | 1/2 | 0 | 0 |
| AB × AB | 1/4 | 1/4 | 0 | 1/2 |
O型の子どもが生まれるのは、両親が 2 人とも O を持っている組み合わせ(AO・BO・OO どうし)だけです。表の O型の列が 0 でない行は 6 つしかなく、AA・BB・AB が片方にでも入っていれば O型は生まれません。
A型は AA か AO か?日本人の割合から見込む方法
ふつうの血液型検査では、AA と AO はどちらも「A型」としか出ません。遺伝子型を確かめるには遺伝子検査が必要ですが、集団の血液型の割合がわかれば、「A型の人のうち AO はどのくらいか」は計算で見込めます。使うのは、遺伝の授業で出てくるハーディー・ワインベルグの法則です。
- 1
O の遺伝子の頻度を出す
O型の人は OO なので、O型の割合は「O の頻度の 2 乗」です。日本人の O型は 30.3% なので、O の頻度は √0.303 = 約 0.550(55.0%)です。
- 2
A と B の頻度を出す
A型と O型を合わせた人は A と O だけを持つので、その割合は「(A + O) の 2 乗」です。√(0.386 + 0.303) − 0.550 = 約 0.280 が A の頻度、同じように B は約 0.170 です(この求め方は Bernstein の方法と呼ばれます)。
- 3
遺伝子型の割合にする
AA は A × A = 0.280² = 約 7.8%、AO は 2 × A × O = 2 × 0.280 × 0.550 = 約 30.8% です。A型の人(7.8% + 30.8%)のうち AA は約 20.3%、AO は約 79.7% になります。
| 血液型の人の中で | 日本 | 韓国 | 中国(漢族) | アメリカ |
|---|---|---|---|---|
| A型のうち AA | 約20.3% | 約19.6% | 約16.1% | 約15.8% |
| A型のうち AO | 約79.7% | 約80.4% | 約83.9% | 約84.2% |
| B型のうち BB | 約13.4% | 約16.7% | 約14.9% | 約5.5% |
| B型のうち BO | 約86.6% | 約83.3% | 約85.1% | 約94.5% |
どの国でも、A型・B型の人の 8 割以上は O を持っています。O の遺伝子が多いため、A や B を 2 つそろえて持つ人は少ないのです。この見込みを使うと、冒頭の早見表の数字が出せます。A型 × A型から O型が生まれるのは両親が 2 人とも AO のときだけなので、0.797 × 0.797 × 1/4 = 約 15.9%。A型 × O型なら A型の親が AO で O を渡すときなので、0.797 × 1/2 = 約 39.9% です。
祖父母の血液型で絞り込む(隔世遺伝のように見える理由)
親の遺伝子型は、その親(子どもから見た祖父母)の血液型がわかると絞り込めます。たとえば A型の母の両親のどちらかが O型なら、O型の祖父母は O しか渡さないので、母は O を必ず 1 つ持っていて AO と決まります。A型の母の両親ごとに計算すると次のとおりです(日本人の割合で見込んだ場合)。
| A型の母の両親(祖父母) | 母が AA | 母が AO | 理由 |
|---|---|---|---|
| どちらかが O型 | 0% | 100% | O型の親からは O しか受け継がない |
| A型 × B型 | 0% | 100% | B型の親から B をもらうと AB型になるので、もらったのは O |
| A型 × A型 | 約43% | 約57% | AA・AO の両方がありえる |
| AB型 × AB型 | 100% | 0% | どちらの親も O を持っていない |
| B型 × B型 | — | — | A を持つ親がいないので、A型の子どもは生まれない |
母が AO と決まると、父が O型のときに子どもが O型になる確率は、見込みの約 39.9% から 50% に上がります。逆に祖父母が A型 × A型なら AA の見込みが約 43% に増えるので、O型の確率は約 28.5% に下がります。
「両親とも A型なのに、子どもが祖父と同じ O型になった」というのは、隔世遺伝と呼ばれることがありますが、仕組みはふつうの遺伝と同じです。O型の祖父から受け継いだ O を、A型の父や母が表に出さずに持っていて、それが子どもの代でたまたま 2 つそろった、ということです。
子どもの血液型から親を逆算する:ありえる・ありえない組み合わせ
子どもと片方の親の血液型がわかっているとき、もう片方の親として考えられる血液型と、ふつうの遺伝ではありえない血液型は次のとおりです。確率は、日本人の割合から「その血液型の人である見込み × その組み合わせで子どもの血液型になる確率」を出して割合にしたものです。
| 子ども | わかっている親 | もう片方の親として考えられる血液型 | ありえない血液型 |
|---|---|---|---|
| O型 | A型・B型・O型 | O型 約55%・A型 約28%・B型 約17% | AB型 |
| O型 | AB型 | —(この組み合わせ自体がありえない) | すべて |
| A型 | A型 | A型 約53%・O型 約30%・B型 約9%・AB型 約8% | なし |
| A型 | B型・O型 | A型 約83%・AB型 約17% | B型・O型 |
| A型 | AB型 | A型 約47%・O型 約37%・B型 約11%・AB型 約6% | なし |
| B型 | B型 | B型 約36%・O型 約36%・A型 約18%・AB型 約10% | なし |
| B型 | A型・O型 | B型 約72%・AB型 約28% | A型・O型 |
| B型 | AB型 | O型 約42%・B型 約30%・A型 約21%・AB型 約7% | なし |
| AB型 | A型 | B型 約72%・AB型 約28% | A型・O型 |
| AB型 | B型 | A型 約83%・AB型 約17% | B型・O型 |
| AB型 | AB型 | A型 約52%・B型 約27%・AB型 約21% | O型 |
| AB型 | O型 | —(この組み合わせ自体がありえない) | すべて |
O型の子どもの場合、もう片方の親の見込み(O型 55%・A型 28%・B型 17%)は、わかっている親が A型でも B型でも O型でも同じで、ちょうど日本人の O・A・B の遺伝子の頻度と一致します。子どもに O を渡した親が誰だったかを考えると、O型の人は必ず O を渡し、AO・BO の人は半分の確率で渡すので、結果として遺伝子の頻度に戻るためです。
Rh+・Rh−の遺伝:両親が Rh+ でも Rh− の子どもは生まれる
Rh式の血液型は、ABO式とは別の遺伝子で決まります。D(Rh+)と d(Rh−)の 2 種類で、D が優性なので、DD と Dd は Rh+、dd だけが Rh− です。ABO式と同じように、父と母から 1 つずつ受け継ぎます。
日本人の Rh− は約 0.5%(200 人に 1 人)と少ないですが、d の遺伝子の頻度は √0.005 = 約 7.1% あり、Rh+ の人の約 13.2%(およそ 8 人に 1 人)が d を隠し持つ Dd と見込めます。そのため、両親が 2 人とも Rh+ でも、2 人とも Dd なら 4 分の 1 の確率で Rh− の子どもが生まれます。
| 両親の Rh | 子どもが Rh− の確率(日本) | アメリカの割合で計算した場合 |
|---|---|---|
| Rh+ × Rh+ | 約0.4% | 約7.8% |
| Rh+ × Rh− | 約6.6% | 約27.9% |
| Rh− × Rh− | 100% | 100% |
ABO式と Rh式は別々に受け継がれるので、「O型 Rh−」のような組み合わせの確率は、それぞれの確率を掛け算すれば出せます。日本人の割合で A型 Rh+ × O型 Rh+ の両親なら、O型の確率 約 39.9% × Rh− の確率 約 0.44% = 約 0.2% です。また、Rh+ の人の親のどちらかが Rh− なら、その人は d を必ず受け継いでいるので Dd と決まります。
表どおりにならない例外:シスAB型・ボンベイ型・亜型・赤ちゃんの検査
ここまでの計算は、A・B・O の 3 つの遺伝子が教科書どおりに受け継がれる場合です。まれですが、次のような例外では早見表と違う血液型の親子が生まれます。
- シスAB型:A と B の両方の働きを 1 つの遺伝子で持つまれな型です。シスAB型の人は「AB」と「O」を渡すことがあるので、AB型 × O型の両親から AB型の子どもが生まれたり、AB型の親から O型の子どもが生まれたりします。日本や韓国で報告があります。
- ボンベイ型:A や B の目印(抗原)の土台になる H 物質を作れない、ごくまれな型です。A や B の遺伝子を持っていても検査では O型と出るため、「O型の親」から A型や B型の子どもが生まれたように見えます。インドのムンバイ(旧ボンベイ)で見つかったことから名づけられました。
- 亜型(A2・Am・B3 など):A や B の目印が弱く、A型の人が O型と判定されたり、判定が難しかったりする型です。
- 骨髄移植(造血幹細胞移植):提供者の血液型が違うと、移植を受けた人の血液型は提供者の血液型に変わります。ただし子どもに渡る遺伝子はもとのままです。
- 赤ちゃんの検査:生まれてすぐの赤ちゃんは血液の中の抗体(抗A・抗B)が十分でなく、判定が変わったり保留になったりすることがあります。生まれたときに血液型を調べない病院も多く、母子手帳の欄が空いていることもあります。
家族の血液型が早見表と合わないときは、まずこうした例外や、自分の血液型の記憶違い・昔の検査の結果を疑ってください。献血や手術前の検査で血液型を改めて調べることができます。親子関係を確かめる必要がある場合は、血液型ではなく DNA 鑑定が使われます。
国によって確率は変わる?日本・韓国・中国・アメリカで比べる
早見表の「約」がつく数字は、どの集団の血液型の割合で見込むかで少し変わります。日本・韓国・中国(漢族)・アメリカの割合で計算すると次のとおりです。
| 日本 | 韓国 | 中国(漢族) | アメリカ | |
|---|---|---|---|---|
| 血液型の割合(A・O・B・AB) | 38.6・30.3・21.6・9.5% | 34・28・27・11% | 31・34・28・7% | 40・45・11・4% |
| A型 × A型 → O型 | 約15.9% | 約16.2% | 約17.6% | 約17.7% |
| B型 × B型 → O型 | 約18.8% | 約17.3% | 約18.1% | 約22.3% |
| A型 × O型 → O型 | 約39.9% | 約40.2% | 約42.0% | 約42.1% |
| A型 × B型 → AB型 | 約34.1% | 約34.9% | 約33.3% | 約30.5% |
| Rh−の割合 | 約0.5% | 約0.3% | 約0.4% | 約15% |
| Rh+ × Rh+ → Rh− | 約0.4% | 約0.3% | 約0.4% | 約7.8% |
ABO式の確率は国が変わっても数ポイントしか違いませんが、Rh式は大きく違います。Rh− が 15% ほどいるアメリカでは、Rh+ の人の半分以上が d を持つと見込まれるため、Rh+ どうしの両親から Rh− の子どもが生まれる確率は日本の約 18 倍になります。両親の出身地が違うときは、それぞれの出身地の割合で考えるのが自然です。
血液型の遺伝 計算ツールで、自分の家族の確率を出す
ここまでの計算は、血液型の遺伝 計算ツールで家族ごとに出せます。ブラウザの中だけで計算し、入力した血液型はサーバーに送りません。
- 1
父と母の血液型を選ぶ
「両親から子どもの血液型」で A型・B型・O型・AB型・わからないを選ぶと、子どもの血液型ごとの確率と、生まれない血液型が出ます。
- 2
わかっていれば遺伝子型や祖父母を入れる
AA・AO などの遺伝子型がわかっていれば選び直せます。祖父母の血液型を入れると、この記事の表のように親の遺伝子型を絞り込んで計算し直します。
- 3
Rh と集団を選ぶ
Rh+・Rh− を選ぶと、「A型 Rh+」のような組み合わせの確率も出ます。見込みに使う血液型の割合は、日本・韓国・中国・アメリカから選べます。
- 4
子どもから親を逆算する
「子どもから親の血液型」で子どもとわかっている親の血液型を選ぶと、もう片方の親として考えられる血液型と、ありえない血液型が出ます。
考えられる遺伝子型の組み合わせはパネットスクエアでも表示されるので、理科や生物の授業でメンデルの法則を確かめるのにも使えます。生まれた赤ちゃんの行事や健診の日数の数え方は生後◯日の数え方にまとめています。
よくある質問
- A型とA型の両親から O型の子どもは生まれますか?
- 生まれます。両親が 2 人とも AO なら、4 分の 1 の確率で O型(OO)になります。日本人の血液型の割合から見込むと、A型の人の約 8 割が AO なので、A型どうしの両親から O型の子どもが生まれる確率は約 15.9% です。B型やAB型の子どもは生まれません。
- A型とB型の両親からは何型が生まれますか?
- A型・B型・O型・AB型のすべてが生まれる可能性があります。日本人の割合で見込むと、AB型 約34.1%・A型 約26.0%・B型 約22.6%・O型 約17.3%です。両親が AO と BO なら 4 つが 25% ずつ、AA と BB なら必ず AB型になります。
- AB型とO型の両親から、AB型や O型の子どもは生まれますか?
- ふつうの遺伝では生まれず、子どもは A型と B型が 50% ずつです。AB型の親は A か B を、O型の親は O を渡すので、子どもは AO(A型)か BO(B型)になります。ただし、シスAB型というまれな型の親からは、AB型や O型の子どもが生まれることがあります。
- O型の子どもの親として、ありえない血液型はありますか?
- AB型です。O型の子どもは両親から O を 1 つずつ受け継ぐので、O を持たない AB型の親からは生まれません(シスAB型などの例外を除く)。片方の親が A型・B型・O型なら、もう片方は日本人の割合から O型 約55%・A型 約28%・B型 約17%の見込みです。
- 自分が AA か AO かを知る方法はありますか?
- ふつうの血液型検査ではわからず、確実に知るには遺伝子検査が必要です。ただし、自分の両親のどちらかが O型か、自分の子どものだれかが O型なら、AO と決まります。両親が A型 × B型の A型の人も AO です。それ以外は日本人の割合から、A型の人は AA 約20%・AO 約80%と見込めます。
- 両親とも Rh+ なのに子どもが Rh− になることはありますか?
- あります。両親が 2 人とも Dd(Rh+ だが Rh− の遺伝子を持つ)なら、4 分の 1 の確率で Rh− です。日本人では Rh+ の人の約 13% が Dd と見込まれ、Rh+ どうしの両親から Rh− の子どもが生まれる確率は約 0.4%、片方が Rh− なら約 6.6% です。
- 祖父母と同じ血液型の子どもが生まれるのは隔世遺伝ですか?
- 仕組みはふつうの遺伝と同じです。たとえば O型の祖父から O を受け継いだ A型の親(AO)が、もう片方の親と一緒に O を渡すと、子どもは祖父と同じ O型になります。親の代では O が表に出ていなかっただけです。
- 血液型が早見表と合わない親子はいますか?
- まれにいます。シスAB型、検査で O型と出るボンベイ型、目印が弱い亜型、骨髄移植で血液型が変わった場合などです。赤ちゃんのときの検査は判定が変わることもあり、記憶違いもよくあります。血液型だけで親子関係を判断せず、気になるときは再検査を受けてください。
- 子どもの血液型の確率は国によって違いますか?
- AA か AO かの見込みが国の血液型の割合で変わるので、少し違います。A型どうしの両親から O型が生まれる確率は、日本 約15.9%・韓国 約16.2%・中国 約17.6%・アメリカ 約17.7%です。Rh式は差が大きく、Rh+ どうしから Rh− が生まれる確率は日本 約0.4%に対しアメリカ 約7.8%です。
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