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級数とポイントの換算|13Qは何pt?10ptは何級?文字サイズの単位(Q・歯・pt・号数・px・mm)の早見表と行送り・版面の計算

デザインの指示書に「本文 13Q・行送り 21H」と書かれていても、Illustrator や Word で使い慣れているのは pt だ、ということはよくあります。級(Q)は 1Q = 0.25mm、DTP のポイント(pt)は 1/72 インチ = 約 0.3528mm なので、13Q は約 9.21pt、10pt は約 14.11Q です。この記事では、級数とポイントの換算式と暗算のコツ、7Q〜100Q・6pt〜72pt の早見表、歯(H)と級のちがい、号数(五号 = 10.5pt など)と中国の字号、Web の px と印刷の pt の関係、印刷用画像で文字が何ピクセルになるか、行送り・行間・line-height・字送りの計算、字詰め・行数から版面の大きさを出す式と、用紙と余白から入る字数・行数、本文や名刺の文字サイズの目安、よくある間違いまでを、具体的な数字でまとめます。

結論:13Q は約 9.21pt、10pt は約 14.11Q

級(Q)とポイント(pt)は、どちらも文字の大きさを表す長さの単位です。1Q はちょうど 0.25mm、DTP で使うポイントは 1/72 インチで 25.4 ÷ 72 = 約 0.3528mm です。単位の長さがちがうだけなので、mm を経由すれば必ず換算できます。

よく聞く大きさmm級数(Q)ポイント(pt)
13Q(書籍の本文で定番)3.25mm13Q約 9.21pt
10pt(Illustrator の本文で定番)約 3.53mm約 14.11Q10pt
10.5pt(Word の標準・五号)約 3.70mm約 14.82Q10.5pt
12pt(Word の見出しなど)約 4.23mm約 16.93Q12pt
16px(Web の標準の文字)約 4.23mm約 16.93Q12pt
20Q5mm20Q約 14.17pt
72pt(1 インチ)25.4mm101.6Q72pt

暗算するときは「Q は pt の 1.4 倍、pt は Q の 0.7 倍」と覚えておくと十分です。9pt なら 9 × 1.4 = 12.6 で約 13Q(正確には 12.7Q)、13Q なら 13 × 0.7 = 9.1 で約 9pt(正確には 9.21pt)。さらに「4Q = 1mm」「20Q = 5mm」「40Q = 1cm」を覚えておくと、級数から実際の大きさがすぐにわかります。

文字サイズの単位はいくつある? Q・H・pt・号数・px・mm の一覧

日本の印刷・デザインの現場では、文字の大きさに少なくとも 6 種類の単位が使われています。写植の時代の級と歯、活版の時代の号数、DTP のポイント、Web の px、そして mm です。どれも長さなので、1 単位が何 mm かを並べると関係がはっきりします。

単位1 単位の長さどこで使うか
級(Q)0.25mm写植・日本の DTP の文字の大きさ。InDesign・Illustrator でも単位に選べる
歯(H)0.25mm写植・日本の DTP の行送り・字送りなどの「送り」の長さ
DTP ポイント(pt)1/72 インチ = 約 0.3528mmIllustrator・InDesign・Photoshop・Word・CSS の pt
JIS ポイント(アメリカンポイント)0.3514mm活字の号数の基準(JIS Z 8305)
号数初号〜八号(五号 = 10.5 ポイント)活版の文字の大きさ。いまは Word の 10.5pt などに名残
px(CSS ピクセル)1/96 インチ = 約 0.2646mmWeb・アプリの画面の文字
mm1mm実物の長さ。級数は 4 で割るだけで mm になる

級の「Q」は quarter(4 分の 1)の頭文字で、1mm の 4 分の 1 だから Q と呼ばれます。歯(H)は写植機が印画紙を送る仕組みに由来する呼び名とされ、長さは級と同じ 0.25mm です。級は 4 でちょうど 1mm になるので、mm で寸法を考える日本の印刷物と相性がよく、いまでも書籍・雑誌の組版指定では Q と H がよく使われます。

一方のポイントは、もともと国や時代によって長さがばらばらでした。現在のパソコンで使うのは、1 インチをちょうど 72 等分した DTP ポイント(PostScript ポイント)です。活字の時代のアメリカンポイント(JIS ポイント、0.3514mm)とは約 0.39% ちがい、72pt で比べると 25.4mm と約 25.3mm の差になります。ヨーロッパの活字で使われたディドーポイント(約 0.376mm)はさらに大きく、古い資料の pt を読むときは、どのポイントかを確かめる必要があります。

級数⇔ポイント 早見表(7Q〜100Q・6pt〜72pt)

写植・DTP でよく使う級数を、ポイント・mm・CSS の px に直した表です。px は画面の上で 100% 表示にしたときの大きさです。「近い号数」は JIS の号数のうち、ポイントの値がいちばん近いものです。

級数ポイントmmpx近い号数
7Q4.96pt1.75mm6.61px七号
8Q5.67pt2.00mm7.56px七号
9Q6.38pt2.25mm8.50px七号
10Q7.09pt2.50mm9.45px六号
11Q7.80pt2.75mm10.39px六号
12Q8.50pt3.00mm11.34px六号
13Q9.21pt3.25mm12.28px六号
14Q9.92pt3.50mm13.23px五号
15Q10.63pt3.75mm14.17px五号
16Q11.34pt4.00mm15.12px五号
18Q12.76pt4.50mm17.01px四号
20Q14.17pt5.00mm18.90px四号
24Q17.01pt6.00mm22.68px三号
28Q19.84pt7.00mm26.46px二号
32Q22.68pt8.00mm30.24px二号
38Q26.93pt9.50mm35.91px一号
44Q31.18pt11.00mm41.57px一号
50Q35.43pt12.50mm47.24px初号
62Q43.94pt15.50mm58.58px初号
80Q56.69pt20.00mm75.59px初号
100Q70.87pt25.00mm94.49px初号

逆に、ポイントから級数を引く表です。Illustrator や Word で決めた大きさを、級数で指定された原稿と比べるときに使います。

ポイント級数mmpx
6pt8.47Q2.12mm8px
7pt9.88Q2.47mm9.33px
8pt11.29Q2.82mm10.67px
9pt12.70Q3.17mm12px
10pt14.11Q3.53mm13.33px
10.5pt14.82Q3.70mm14px
11pt15.52Q3.88mm14.67px
12pt16.93Q4.23mm16px
14pt19.76Q4.94mm18.67px
16pt22.58Q5.64mm21.33px
18pt25.40Q6.35mm24px
24pt33.87Q8.47mm32px
36pt50.80Q12.70mm48px
48pt67.73Q16.93mm64px
72pt101.60Q25.40mm96px

ポイントと級数は割り切れない関係なので、9pt = 12.7Q のように小数になります。指定どおりの大きさにしたいときは、アプリの単位をそろえるのが確実です。InDesign では環境設定の「単位と増減値」で文字サイズを級、行送りを歯に、Illustrator では環境設定の「単位」で文字の単位を級に切り替えられます。

号数と中国の字号:五号は 10.5pt、小四は 12pt

号数は、活版印刷の時代に使われていた日本の文字サイズの呼び方です。数字が大きいほど文字が小さくなり、JIS Z 8305 ではそれぞれの号数がポイントに対応づけられています。日本語版 Word の標準の文字サイズ 10.5pt は、この五号の大きさに由来します。

号数ポイントmm(JIS ポイント)級数(DTP ポイントとして)
初号42pt14.76mm59.27Q
一号27.5pt9.66mm38.81Q
二号21pt7.38mm29.63Q
三号16pt5.62mm22.58Q
四号14pt4.92mm19.76Q
五号10.5pt3.69mm14.82Q
六号8pt2.81mm11.29Q
七号5.25pt1.84mm7.41Q
八号4pt1.41mm5.64Q

号数の mm は 0.3514mm の JIS ポイントで計算したものです。Word などは同じ数字を DTP ポイントとして扱うので、Word の 10.5pt は約 3.70mm になり、活字の五号(約 3.69mm)と 0.01mm ほどちがいます。ふだんの書類づくりでは気にする必要のない差です。

中国語版の Word や WPS では、文字サイズを「字号」で選びます。名前は日本の号数と似ていますが、「小四」「小五」のような中間の大きさがあり、対応するポイントも日本の号数とは一部ちがいます。中国の公文書や論文の書式で「本文は小四」と指定されていたら、12pt のことです。

字号ポイントmm級数
初号42pt14.82mm59.27Q
小初36pt12.70mm50.80Q
一号26pt9.17mm36.69Q
小一24pt8.47mm33.87Q
二号22pt7.76mm31.04Q
小二18pt6.35mm25.40Q
三号16pt5.64mm22.58Q
小三15pt5.29mm21.17Q
四号14pt4.94mm19.76Q
小四12pt4.23mm16.93Q
五号10.5pt3.70mm14.82Q
小五9pt3.17mm12.70Q
六号7.5pt2.65mm10.58Q
小六6.5pt2.29mm9.17Q
七号5.5pt1.94mm7.76Q
八号5pt1.76mm7.06Q

日本の号数と中国の字号で同じポイントになるのは、初号(42pt)・三号(16pt)・四号(14pt)・五号(10.5pt)です。一号・二号・六号・七号・八号はポイントがちがうので、「二号」と書かれた資料がどちらの国のものかで大きさが変わります(日本の二号は 21pt、中国の二号は 22pt)。

Web の px と印刷の pt:16px は 12pt、10pt は 350dpi で約 49 ピクセル

CSS の px は、画面の物理的なドットではなく「1/96 インチ」と決められた長さです。ポイントは 1/72 インチなので、1pt = 96 ÷ 72 = 4/3px、1px = 0.75pt になります。ブラウザの標準の文字サイズ 16px は、12pt(約 4.23mm・約 16.9Q)と同じ大きさです。

CSS の pxポイント級数mm
10px7.5pt10.58Q2.65mm
12px9pt12.70Q3.17mm
14px10.5pt14.82Q3.70mm
16px12pt16.93Q4.23mm
18px13.5pt19.05Q4.76mm
20px15pt21.17Q5.29mm
24px18pt25.40Q6.35mm
32px24pt33.87Q8.47mm

ただし、スマホやパソコンの画面で 16px の文字を定規で測っても、ぴったり 4.23mm になるとは限りません。端末は見る距離に合わせて表示を拡大・縮小しているからです。px と pt の換算は「印刷したとき」と「デザインデータの上で」の大きさの対応だと考えてください。

印刷用の画像(Photoshop やイラストアプリで作るチラシ・同人誌の原稿など)では、文字の大きさをピクセル数で考える必要があります。ピクセル数は「mm ÷ 25.4 × dpi」で出せます。たとえば 10pt(約 3.53mm)の文字は、350dpi の画像では 3.53 ÷ 25.4 × 350 = 約 48.6 ピクセルです。

文字サイズ300dpi350dpi600dpi
8pt(約 11.3Q)33.3px38.9px66.7px
9pt(約 12.7Q)37.5px43.8px75.0px
13Q(約 9.2pt)38.4px44.8px76.8px
10pt(約 14.1Q)41.7px48.6px83.3px
12pt(約 16.9Q)50.0px58.3px100.0px

画像の解像度を決めてから文字を入れると、仕上がりの大きさを確かめにくくなります。印刷で何 dpi が必要かと、ピクセル数の求め方は画像の解像度とdpiの違いでくわしく解説しています。

行送り・行間・字送りの計算:13Q・21H なら行間は 2mm、line-height は約 1.615

文字の大きさと同じくらい読みやすさを左右するのが、行と行の間隔です。ここで混同しやすいのが「行送り」と「行間」です。行送りは、ある行の文字の頭から次の行の文字の頭までの長さ。行間は、文字と文字の間のすき間の長さです。

写植の指定では、文字の大きさを級(Q)、行送りを歯(H)で書きます。どちらも 0.25mm なので、そのまま引き算できるのが級・歯の便利なところです。pt で組むときも考え方は同じで、Illustrator や InDesign の「行送り」の欄は行間ではなく行送りの長さです。

文字サイズ・行送り行間行送りの比率よく使われる場面
13Q・20H7H(1.75mm)約 153.8%文庫など、1 ページに多く入れたい本文
13Q・21H8H(2mm)約 161.5%書籍の本文の標準的な組み方
13Q・22H9H(2.25mm)約 169.2%ゆったりした単行本・横組の本文
12Q・19H7H(1.75mm)約 158.3%注・キャプション・小さめの本文
14Q・24H10H(2.5mm)約 171.4%大きめの本文・児童書・資料
10pt・行送り 16pt約 2.12mm160%Illustrator で作るチラシ・冊子の本文
10.5pt・行送り 18pt約 2.65mm約 171.4%Word の A4 横書き(40 字 × 36 行)に近い

日本語の本文では、行送りを文字サイズの 1.5〜1.8 倍(行間を文字の半分〜8 割)にすることが多く、1 行が長い横組ほど広めにすると読みやすくなります。Web の CSS で line-height: 1.7 前後がよく使われるのも同じ考え方です。行間が狭すぎると次の行に目が移りにくく、広すぎると段落のまとまりが見えにくくなります。

字と字の間隔(字送り)は、何も詰めない「ベタ組」なら文字サイズと同じです。InDesign や Illustrator のトラッキングは 1/1000 em 単位で、13Q(3.25mm)の文字に 50 を設定すると字間が約 0.16mm、100 で約 0.33mm 広がります。字送りを 1H(0.25mm)広げたいなら、トラッキングは約 77 です。

版面の計算:字詰め・行数から大きさを出す式

版面(はんづら)は、ページの中で本文が入る四角い範囲のことです。小説本や同人誌、社内報を作るときは「13Q で 1 行 38 字 × 16 行」のように字詰めと行数を先に決め、そこから版面の大きさと余白を出すのが一般的です。版面の大きさは次の式で計算できます。

たとえば 13Q・ベタ組・行送り 21H で 38 字 × 16 行の縦組なら、1 行の長さ(版面の高さ)は 37 × 3.25 + 3.25 = 123.5mm、行の方向(版面の幅)は 15 × 5.25 + 3.25 = 82mm で、1 ページに 608 字入ります。これを文庫判(A6、105 × 148mm)の真ん中に置くと、余白は左右 11.5mm ずつ、天地 12.25mm ずつです。

組み方版面(幅 × 高さ)1 ページの字数
縦組・13Q・21H・38 字 × 16 行82 × 123.5mm608 字
縦組・13Q・22H・42 字 × 17 行91.25 × 136.5mm714 字
縦組 2 段・13Q・22H・20 字 × 24 行・段間 7.5mm129.75 × 137.5mm960 字
横組・10.5pt・行送り 18pt・40 字 × 36 行約 148.2 × 226.0mm1,440 字

縦組の 2 段組では、段は上下に並びます。1 段の高さが 19 × 3.25 + 3.25 = 65mm なので、2 段と段間 7.5mm で 65 × 2 + 7.5 = 137.5mm です。横組の 2 段組なら段は左右に並び、幅のほうに段間が入ります。

用紙と余白から、何字 × 何行入るかを出す

反対に、用紙の大きさと余白が決まっていて「何字 × 何行入るか」を知りたいこともあります。この場合は、用紙から天(上)・地(下)・ノド(綴じ側)・小口(外側)の余白を引いた長さに、文字がいくつ入るかを数えます。

用紙・組み方余白(天・地・ノド・小口)文字サイズ・行送り入る字数 × 行数
A6(文庫判)・縦組12・14・12・10mm13Q・21H37 字 × 16 行(592 字)
B6・縦組18・16・15・12mm13Q・22H45 字 × 18 行(810 字)
A5・横組20・20・20・15mm13Q・22H34 字 × 31 行(1,054 字)
A5・横組20・20・20・15mm14Q・24H32 字 × 28 行(896 字)
A4・横組35・30・30・30mm10.5pt・行送り 18pt40 字 × 36 行(1,440 字)

最後の A4 の例は、日本語版 Word の標準のページ設定(上 35mm・下 30mm・左右 30mm、10.5pt)と同じ条件で、計算でも 40 字 × 36 行になります。A6 の例を 13Q・21H から 14Q・22H に上げると 34 字 × 15 行(510 字)になり、1 ページの字数は約 14% 減ります。文字を 1Q 大きくするだけでページ数が変わるので、ページ数が決まっている本では、文字サイズと行送りを先に決めてから原稿の量を調整するのが安全です。

ページ数が決まったら、表紙の背幅も紙の厚さから計算できます。くわしくは同人誌の背幅の計算方法を参考にしてください。原稿用紙のように 1 字 1 マスで考える 400 字詰めの作り方は原稿用紙を印刷する方法にまとめています。

用途別の文字サイズの目安:本文・名刺・チラシ・Web

文字サイズに決まった正解はありませんが、よく使われる範囲を知っておくと、指定を見たときに大きいか小さいかの見当がつきます。次の表は一般的な目安で、書体や読む人、紙面の大きさによって変わります。

用途級数の目安ポイントの目安
文庫本の本文12〜13Q 前後約 8.5〜9.2pt
単行本・同人誌(A5・B6)の本文13〜14Q 前後約 9.2〜9.9pt
雑誌・チラシの本文12〜14Q 前後約 8.5〜10pt
ビジネス文書・レポート約 14.8〜16.9Q10.5〜12pt
名刺の住所・電話番号10〜11Q 前後約 7〜8pt
名刺の名前18〜24Q 前後約 13〜17pt
注・キャプション・奥付9〜11Q 前後約 6.4〜7.8pt
Web の本文約 16.9〜19Q12〜13.5pt(16〜18px)

高齢の読者に向けた資料や、離れたところから読むお知らせは、本文でも 12pt(約 17Q)以上にすることが多くなります。逆に 6pt(約 8.5Q)を下回ると、明朝体の細い横線がかすれて読みにくくなりやすいので、注意書きなどでも 7pt 前後を下限の目安にするとよいでしょう。

なお、文字サイズは文字そのものの高さではなく、文字が収まる正方形の枠(仮想ボディ)の大きさです。漢字やかなの実際の形(字面)はその枠より一回り小さく、欧文の大文字や数字はさらに低くなります。同じ 13Q でも書体によって大きく見えたり小さく見えたりするのはこのためです。うちわやポスターのように 1 字を数 cm にする場合の考え方はうちわ文字のサイズ目安でも紹介しています。

級数・ポイントでよくある間違い

  • 級と歯を別の長さだと思う:どちらも 0.25mm です。文字の大きさを Q、送りの長さを H と書き分けているだけです
  • 行送りの欄に行間を入れる:「行間 8H」のつもりで行送りに 8H を入れると、文字が重なります。行送り = 文字サイズ + 行間 です
  • Q と pt を同じ数字で置き換える:13Q を 13pt にすると、約 1.41 倍の大きさになります。逆に 10pt を 10Q にすると約 0.71 倍です
  • px の値を pt の欄にそのまま入れる:16px は 12pt です。Web のデザインカンプの数字を印刷物に流用するときは 0.75 倍します
  • 号数を日本と中国で取り違える:二号は日本 21pt・中国 22pt、六号は日本 8pt・中国 7.5pt と、同じ名前で大きさがちがうものがあります
  • 画面の見た目で大きさを決める:画面は拡大・縮小されているので、印刷物の文字サイズは必ず原寸で印刷して確かめます

原寸で印刷したつもりでも、プリンターの「用紙に合わせる」設定で縮小されていることがあります。文字サイズを紙で確かめるときは、倍率 100% で印刷されているかを先に確認しましょう。直し方は印刷すると小さくなる原因と直し方で説明しています。

よくある質問

13Q は何ポイントですか?
13Q は 13 × 0.25 = 3.25mm で、DTP ポイント(約 0.3528mm)に直すと約 9.21pt です。級数に約 0.709 を掛けるとポイントになります。暗算なら「Q × 0.7」で約 9.1pt と出せます。
10pt は何級(何 Q)ですか?
10pt は約 3.53mm で、約 14.11Q です。ポイントに約 1.411 を掛けると級数になります。9pt は約 12.7Q、12pt は約 16.9Q、10.5pt(Word の標準)は約 14.8Q です。
級(Q)と歯(H)はどうちがいますか?
長さはどちらも 0.25mm で同じです。文字の大きさを級(Q)、行送りや字送りのような送りの長さを歯(H)で書き分けます。「13Q・21H」なら、文字の大きさ 3.25mm・行送り 5.25mm で、行間は 8H(2mm)です。
行送りと行間のちがいは何ですか?
行送りは、ある行の文字の頭から次の行の文字の頭までの長さです。行間は文字と文字のすき間で、行間 = 行送り − 文字サイズ で求めます。CSS の line-height は行送りを文字サイズで割った値で、13Q・21H なら約 1.615 です。
Word の 10.5pt は何 mm ですか?
約 3.70mm(約 14.8Q)です。10.5pt は号数の五号にあたる大きさで、活字の五号を JIS ポイント(0.3514mm)で計算すると約 3.69mm です。日本語版 Word の標準のページ設定(A4・上 35mm・下 30mm・左右 30mm)では 40 字 × 36 行になります。
16px は何ポイントですか?
12pt です。CSS の 1px は 1/96 インチ、1pt は 1/72 インチなので、px に 0.75 を掛けると pt になります。16px は約 4.23mm、約 16.9Q です。
文庫本の本文は何級くらいですか?
12〜13Q 前後(約 8.5〜9.2pt)が多く、行送りは 20〜22H 前後がよく使われます。13Q・21H・38 字 × 16 行の縦組なら、版面は 82 × 123.5mm で、文庫判(105 × 148mm)の真ん中に置くと左右 11.5mm・天地 12.25mm の余白になります。

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