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パスポートのローマ字の書き方|ヘボン式の長音・ん・っのルールと名前の表記例

パスポートの申請書を書いていて、「さとう」は SATO か SATOU か、「なんば」は NANBA か NAMBA か、「しんいち」の n のあとに区切りは要るのかで手が止まった人は多いはずです。パスポートの名前は外務省が定めるヘボン式で書くのが原則で、小学校で習った訓令式やメールアドレスでいつも使っているつづりとは違うところがあります。しかも一度登録したつづりは、原則として次のパスポートにも引き継がれます。この記事では、ヘボン式ローマ字表、長音・撥音「ん」・促音「っ」のルール、間違えやすい名前のつづり一覧、OHNO・SATOH のような非ヘボン式を使う条件、英語での名前の順番、航空券や ESTA・クレジットカードと表記をそろえるときの注意点を、実際の名前の例でまとめます。

パスポートのローマ字はヘボン式が原則|最初に押さえる4つのこと

パスポート(旅券)の名前のつづりは、旅券法施行規則にもとづいて外務省が示す「ヘボン式ローマ字」で書くのが原則です。申請書の「ローマ字氏名」欄には、戸籍に記載された氏名の読みを、このヘボン式のルールに当てはめて大文字で書きます。自分の好きなつづりを自由に選べるわけではない点が、メールアドレスや SNS のアカウント名との大きな違いです。

  • 読みの基準は戸籍:漢字の読みは自分の呼び名ではなく、戸籍に記載された氏名の読み(ふりがな)にもとづきます。2025年5月からは戸籍に氏名のふりがなが記載されるようになりました
  • 長音は書かない:さとう → SATO、おおの → ONO、ゆうき → YUKI。のばす音の「う」「お」を文字にしないのがパスポートのヘボン式の最大の特徴です
  • 「ん」と「っ」には決まった書き方がある:B・M・P の前の「ん」は M(なんば NAMBA)、「っ」は次の子音を重ね、「ち」の前だけは T(はっちょう HATCHO)
  • 一度決めたつづりは引き継がれる:パスポートのつづりは、原則として次に申請するパスポートでも同じものを使います。最初の申請で慎重に決めることが大切です

ヘボン式ローマ字表|五十音・濁音・拗音のつづり

まずは1文字ずつのつづりです。訓令式と違うところ(し・ち・つ・ふ・じ と、それを含む拗音)がパスポートでよく間違えられる部分です。表の「訓令式」の列は、小学校で習うつづりとの比較のために並べています。

行ヘボン式(パスポート)訓令式(参考)
あ行A・I・U・E・Oa・i・u・e・o
か行KA・KI・KU・KE・KOka・ki・ku・ke・ko
さ行SA・SHI・SU・SE・SOsa・si・su・se・so
た行TA・CHI・TSU・TE・TOta・ti・tu・te・to
な行NA・NI・NU・NE・NOna・ni・nu・ne・no
は行HA・HI・FU・HE・HOha・hi・hu・he・ho
ま行MA・MI・MU・ME・MOma・mi・mu・me・mo
や行YA・YU・YOya・yu・yo
ら行RA・RI・RU・RE・ROra・ri・ru・re・ro
わ・をWA・Owa・o
が行GA・GI・GU・GE・GOga・gi・gu・ge・go
ざ行ZA・JI・ZU・ZE・ZOza・zi・zu・ze・zo
だ行DA・JI(ぢ)・ZU(づ)・DE・DOda・zi・zu・de・do
ば行BA・BI・BU・BE・BOba・bi・bu・be・bo
ぱ行PA・PI・PU・PE・POpa・pi・pu・pe・po
拗音ヘボン式(パスポート)訓令式(参考)
きゃ・きゅ・きょKYA・KYU・KYOkya・kyu・kyo
しゃ・しゅ・しょSHA・SHU・SHOsya・syu・syo
ちゃ・ちゅ・ちょCHA・CHU・CHOtya・tyu・tyo
にゃ・にゅ・にょNYA・NYU・NYOnya・nyu・nyo
ひゃ・ひゅ・ひょHYA・HYU・HYOhya・hyu・hyo
みゃ・みゅ・みょMYA・MYU・MYOmya・myu・myo
りゃ・りゅ・りょRYA・RYU・RYOrya・ryu・ryo
ぎゃ・ぎゅ・ぎょGYA・GYU・GYOgya・gyu・gyo
じゃ・じゅ・じょ(ぢゃ・ぢゅ・ぢょ)JA・JU・JOzya・zyu・zyo
びゃ・びゅ・びょBYA・BYU・BYObya・byu・byo
ぴゃ・ぴゅ・ぴょPYA・PYU・PYOpya・pyu・pyo

「を」は O、「ぢ」は JI、「づ」は ZU と書きます。ちづる → CHIZURU、つづき → TSUZUKI のように、かなでは「ぢ・づ」でもローマ字にすると「じ・ず」と同じになります。五十音すべての表をスプレッドシートに貼りたいときは、ローマ字変換ツールの「ヘボン式・訓令式の表」タブから TSV でコピーできます。

長音のルール|さとうは SATO、おおのは ONO、ゆうきは YUKI

パスポートのヘボン式でいちばん迷うのが長音(のばす音)です。原則は「おう」「おお」は O、「うう」は U と書き、のばす部分を文字にしません。ふだんメールアドレスで satou や oono と書いている人ほど、申請書で手が止まりやすいところです。

読みパスポート(ヘボン式)よくある誤記ルール
さとうSATOSATOU「おう」の長音は書かない
いとう・かとう・ごとうITO・KATO・GOTOITOU・KATOU・GOTOU同上
おおの・おおたONO・OTAOONO・OOTA「おお」の長音も書かない
おおつかOTSUKAOOTSUKA同上
こうへい・しょうたKOHEI・SHOTAKOUHEI・SHOUTA名の途中の長音も書かない
ようこ・きょうこYOKO・KYOKOYOUKO・KYOUKO拗音のあとの長音も書かない
ゆうき・ゆうとYUKI・YUTOYUUKI・YUUTO「うう」の長音は書かない
りゅうじ・しゅうへいRYUJI・SHUHEIRYUUJI・SHUUHEI同上
りょうRYORYOU名前の最後の長音も書かない

一方で、「えい」「いい」は長音として省きません。けいこ → KEIKO、けいた → KEITA、めい → MEI、にいがた → NIIGATA のように、かなのとおり E・I や I・I を書きます。「えい」を E だけにしてしまう誤り(KEKO など)は意外に多いので注意してください。

カタカナの長音符「ー」を含む名前(ジョージ など)も、パスポートのヘボン式では長音を書かないため JOJI になります。外国人の親の名前に由来するなど、本来の外国式つづりを使いたい場合は、次の「非ヘボン式」の章を見てください。

「ん」と「っ」のルール|NAMBA・HOMMA・HATCHO・KENICHI

撥音「ん」と促音「っ」には、パスポート特有の決まった書き方があります。ここを間違えると、窓口で訂正を求められることがあります。

ルール例(読み → パスポート)ポイント
「ん」は基本 Nかんの → KANNO、しんや → SHINYA後ろが母音や Y でも区切り記号は入れない
B・M・P の前の「ん」は Mなんば → NAMBA、ほんま → HOMMA、さんぺい → SAMPEI、じゅんぺい → JUMPEI唇を閉じて発音する音の前だけ M になる
「ん」のあとの母音は区切らないけんいち → KENICHI、しんいち → SHINICHI、じゅんいち → JUNICHIKen'ichi のようなアポストロフィは使わない
「っ」は次の子音を重ねるべっぷ → BEPPU、はっとり → HATTORI、いっぺい → IPPEIK・S・T・P などをもう1つ書く
「っ」+ち・ちゃ・ちゅ・ちょ は Tはっちょう → HATCHO、えっちゅう → ETCHUCCH ではなく TCH と書く

B・M・P の前の「ん」を M にするのは、英語の発音の習慣に合わせたヘボン式の特徴です。駅名や道路標識などでは「ん」をいつも N で書く方式(新橋 Shinbashi など)も広く使われていますが、パスポートの名前では M にします。名前に「ん」がある人は、次の音が B・M・P かどうかを確認してください。

「けんいち」を KENICHI と書くと、英語圏の人には「ケ・ニチ」と読まれることがあります。それでもパスポートではアポストロフィやハイフンを入れずにつなげて書くのが決まりです。発音を伝えたいときは、名刺やメールの署名など、パスポート以外の場面で Ken-ichi のように補えば十分です。

間違えやすい名前のつづり一覧

ここまでのルールを、よくある名字と名前に当てはめた一覧です。左の列が自己流で書きがちなつづり、中央がパスポートのヘボン式です。

読み自己流で書きがちパスポート(ヘボン式)ポイント
しゅんすけSYUNSUKESHUNSUKEしゅ は SHU
じゅんこZYUNKO・JYUNKOJUNKOじゅ は JU
ちひろTIHIROCHIHIROち は CHI
つよしTUYOSHITSUYOSHIつ は TSU
ふみやHUMIYAFUMIYAふ は FU
しんいちSHIN'ICHI・SHINNICHISHINICHI区切りも N の重ねもなし
じゅんぺいJUNPEIJUMPEIP の前の ん は M
ほんまHONMAHOMMAM の前の ん は M
はっちょうHACCHOUHATCHOっち は TCH、長音は書かない
こうのKOUNO・KOHNOKONO長音は書かない(KOHNO は非ヘボン式)
ゆうすけYUUSUKEYUSUKEうう は U
けいたKETAKEITAえい は省かない
ちづるCHIDURUCHIZURUづ は ZU
いのうえINOEINOUEう は「上」の一部

家族で名字が同じでも、パスポートのつづりは一人ひとりの申請で決まります。親が昔のパスポートで非ヘボン式の OHNO を使っていても、子どもの最初のパスポートは原則どおり ONO になるため、家族で表記が分かれることがあります。家族でそろえたい場合は、子どもの申請時に非ヘボン式を申し出ます(次の章)。

非ヘボン式(OHNO・SATOH)を使いたいとき|条件と注意点

「大野さんは OHNO と書きたい」「佐藤さんは SATOH にしたい」のように、ヘボン式以外のつづりを使いたい場合は、申請のときに申出書を出して「非ヘボン式ローマ字」を使うことができます。ただし自由に選べるのは限られた範囲で、一度使うと以後のパスポートもそのつづりを続けるのが原則です。

書き方例使える場面
ヘボン式(原則)ONO・SATO・YOKO申出なしで使われる基本のつづり
長音に H を付けるOHNO・SATOH・YOHKO「お」の長音を OH で表したいとき(申出が必要)
長音をかなどおりに書くOONO・SATOU・YOUKO「おお」「おう」をつづりたいとき(申出が必要)
外国式のつづりMARIE・JOHN など外国人の親の名前に由来するなど、外国式の表記であることを示す書類がある場合
  • OH が使えるのは「お」の長音だけです。「ゆうき」を YUHKI のようにすることはできません
  • 一度非ヘボン式で発行されたパスポートを持つと、次の更新でも同じつづりを続けるのが原則です。ころころ変えると、航空券やビザ、海外の銀行口座などの記録と一致しなくなるためです
  • すでに発行されたパスポートのつづりを変えたい場合は、変更が認められる理由があるかを窓口で確認されます。単に「見た目が好きだから」という理由では変えられないと考えてください
  • 子どもの名前で迷ったら、まずはヘボン式で考えるのが無難です。非ヘボン式は、親の表記とそろえたい、海外で長く使ってきたつづりがある、などはっきりした理由があるときに検討します

名前の英語表記の順番|YAMADA TARO と Taro Yamada の使い分け

パスポートには「Surname(姓)」と「Given name(名)」の欄が分かれて印字されるため、順番を気にする必要はありません。迷うのは、航空券の予約フォームや英文の書類、名刺、メールの署名など、自分で名前を並べて書く場面です。

書き方例向いている場面
姓 名(大文字)YAMADA TAROパスポートと照らし合わせる書類、航空券の控え
名 姓(英語式)Taro Yamada英語のメール署名、海外向けのプロフィール、名刺
姓を大文字で先にYAMADA Taro姓と名の区別をはっきりさせたい英文書類、論文
姓, 名Yamada, Taro名簿や参考文献など、姓で並べる一覧

日本政府は2020年1月から、公用文で日本人の名前をローマ字で書くときは原則として「姓 → 名」の順にする方針をとっています。一方で、英語圏の慣習に合わせて「名 → 姓」で書くことも誤りではありません。大切なのは、1つの書類やサイトの中で順番をそろえることと、姓がどちらか分かるようにすることです。姓を大文字にする「YAMADA Taro」の形は、どちらの順で読まれても姓が分かるので、迷ったときに便利です。

航空券やホテルの予約フォームは、「Last name / Family name(姓)」と「First name / Given name(名)」の欄が分かれていることがほとんどです。欄の名前を見て、パスポートの Surname を Last name に、Given name を First name に、つづりを1文字も変えずに入れます。ミドルネームの欄は、パスポートにミドルネームがなければ空欄のままにします。

航空券・ESTA・クレジットカードとの表記ゆれチェック

海外旅行で名前のつづりが問題になるのは、ほとんどがパスポートとほかの記録の不一致です。とくに航空券は、パスポートと名前が違うと搭乗手続きで止められることがあり、航空会社によっては名前の訂正に手数料がかかったり、取り直しが必要になったりします。

手続きパスポートとの一致注意点
航空券(国際線)1文字単位で一致が必要SATO と SATOU、ONO と OHNO の違いでも別人扱いになりうる
ESTA・eTA・ETA などの電子渡航認証一致が必要パスポートの記載どおりに入力する。違うと渡航認証が無効になることがある
ビザ申請一致が必要パスポートの写しと照合される
海外のホテル一致が望ましいチェックイン時にパスポートを確認されることが多い
クレジットカード厳密な一致は不要なことが多いただし海外の店舗やレンタカーで照合されることがあるので、そろえておくと安心
海外の銀行口座・留学先一致が必要書類のつづりがずれると、本人確認がやり直しになりやすい
  1. 1

    パスポートの顔写真のページを見る

    申請中で手元にない場合は、申請書に書いたつづりを控えておきます。更新前の古いパスポートとつづりが同じかも確認します。

  2. 2

    予約・登録したつづりを一覧にする

    航空券、ESTA などの渡航認証、ホテル、レンタカー、クレジットカードの名義を書き出し、パスポートと1文字ずつ見比べます。

  3. 3

    長音・ん・っ の部分を重点的に見る

    ずれやすいのは SATO / SATOU / SATOH、NAMBA / NANBA、HATCHO / HACCHO の部分です。ローマ字変換ツールの「よくある別の表記」に、同じ読みから出てくるつづりの候補が並びます。

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    違っていたら早めに訂正する

    航空券は出発直前ほど訂正の選択肢が少なくなります。気づいた時点で航空会社や予約サイトに連絡してください。

ヘボン式と訓令式の違い|小学校で習うローマ字との差

小学校の国語で習うローマ字は、主に訓令式(内閣告示「ローマ字のつづり方」の第1表)です。一方、パスポートや駅名標、多くの案内表示はヘボン式で書かれています。子どもが学校で「si」と習い、パスポートでは「SHI」と書く、というずれが起きるのはこのためです。ローマ字のつづり方を定めた内閣告示は、ヘボン式を基本とする方向で見直しが議論されてきました。

かなヘボン式訓令式長音の表し方(辞書・学術)
し・しゃshi・shasi・sya—
ち・ちゃchi・chati・tya—
つtsutu—
ふfuhu—
じ・じゃji・jazi・zya—
B・M・P の前の んm(パスポート)n—
とうきょうTOKYO(パスポート方式)TôkyôTōkyō(マクロン)

辞書や学術書、英文の日本紹介では、長音をマクロン(ō・ū)で表すヘボン式がよく使われます。訓令式では山形の記号(ô・û)で長音を表します。どちらもパスポートでは使えない記号なので、申請書には書きません。地名や文章をこれらの方式で書きたいときは、ローマ字変換ツールの「文章・地名」タブで書き方を切り替えられます。

ツールでパスポートのつづりを確認する手順

  1. 1

    「名前(パスポート)」タブで姓と名の読みを入れる

    ローマ字変換ツールを開き、姓と名の読みをひらがなかカタカナで入力します。漢字は読みが1つに決まらないため変換できません。戸籍の読みどおりに入れてください。

  2. 2

    書き方を「パスポート(ヘボン式)」にする

    Surname(姓)と Given name(名)が大文字で表示されます。非ヘボン式を検討している場合は「パスポートの長音の書き方」を OH や OO・OU に切り替えて見比べます。

  3. 3

    内訳でどのルールが効いたかを確認する

    「姓の内訳」「名の内訳」に、どの文字に長音・ん・っ のどのルールが当たったかが表示されます。申請書を書く前に、自分のつづりの理由を確かめられます。

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    英語での書き方と表記ゆれをコピーする

    「姓 名(大文字)」「名 姓(英語式)」「姓を大文字で先に」「メールアドレス風」の4つの書き方が並びます。「よくある別の表記」で、予約名やカード名義とずれていないかも照らし合わせます。

変換はすべてブラウザの中で行われ、入力した名前がサーバーに送られたり保存されたりすることはありません。申請書に貼る写真の規格はパスポート写真の規格と NG 例、航空券の時刻の読み方は航空券の時刻は現地時間?で解説しています。

よくある質問

パスポートの「さとう」は SATO と SATOU のどちらですか?
ヘボン式の原則では SATO です。パスポートでは「おう」「おお」の長音は書かず、O の1文字にします。SATOU や SATOH は非ヘボン式で、申請のときに申出書を出した場合にだけ使えます。一度非ヘボン式で発行されると、次のパスポートもそのつづりを続けるのが原則です。
「ん」は N と M のどちらで書きますか?
基本は N で、後ろに B・M・P が続くときだけ M にします。なんば → NAMBA、ほんま → HOMMA、じゅんぺい → JUMPEI です。かんの → KANNO、しんや → SHINYA のように B・M・P 以外が続く場合は N のままです。
「しんいち」は SHINICHI と SHIN'ICHI のどちらですか?
パスポートでは SHINICHI です。「ん」のあとに母音や Y が続いても、アポストロフィやハイフンなどの区切り記号は入れません。けんいち → KENICHI、じゅんいち → JUNICHI も同じです。
「けいこ」は KEKO ですか、KEIKO ですか?
KEIKO です。パスポートのヘボン式で省くのは「おう」「おお」「うう」の長音で、「えい」「いい」は省きません。めい → MEI、にいがた → NIIGATA のように、かなのとおりに書きます。
パスポートのローマ字のつづりは、あとから変更できますか?
原則として、一度パスポートに記載されたつづりは次の申請でも引き継がれます。変更が認められるのは、戸籍の読みが変わった場合や、外国式の表記であることを示す書類がある場合など、限られた理由があるときです。変えたい事情がある場合は、申請前に都道府県のパスポートセンターに相談してください。
航空券の名前がパスポートと1文字違うとどうなりますか?
国際線では、搭乗手続きや出入国の際にパスポートと照合されるため、搭乗できないことがあります。訂正の可否や手数料は航空会社や運賃によって違い、取り直しが必要になる場合もあります。予約したら、長音(SATO と SATOU など)や「ん」(NAMBA と NANBA など)の部分を中心に、パスポートと1文字ずつ見比べてください。
名前の英語表記は「姓 名」と「名 姓」のどちらが正しいですか?
どちらも使われます。日本政府は2020年1月から、公用文では原則として「姓 → 名」の順で書く方針をとっていますが、英語のメールや名刺では「名 → 姓」も一般的です。1つの書類の中で順番をそろえ、迷ったら「YAMADA Taro」のように姓を大文字にすると、どちらが姓か誤解されにくくなります。
ヘボン式と訓令式はどちらを使えばいいですか?
パスポート・航空券・海外向けの書類ではヘボン式を使います。訓令式は小学校の国語で主に習う方式で、し=si、ち=ti、つ=tu、ふ=hu のように書きます。学校の課題以外では、ヘボン式で書いておけば困ることはほとんどありません。

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