デシベル計算|騒音の dB の足し算(合成)・エネルギー平均・同じ音が n 個のとき、引き算(暗騒音の補正・JIS Z 8731)、距離減衰(点音源・線音源)と何 m で何 dB、音圧 Pa との換算・dB の差は何倍、足し算の早見表・騒音の目安・環境基準

デシベル計算は、「60 dB と 60 dB を足すと何 dB?」「室外機の音は 10 m 離れると何 dB?」「暗騒音を引くと対象の音は何 dB?」といった、そのままでは足し引きできない騒音レベル(dB)の計算をまとめた無料ツールです。足し算のタブでは、測った値を並べると、音のエネルギー 10^(L/10) に戻して足した合成の大きさと、騒音の平均に使うエネルギー平均(算術平均との違いも)を出し、同じ大きさの音が n 個あるときの L + 10 × log10(n) も計算します。引き算のタブでは、対象の音を鳴らしたときと止めたとき(暗騒音)の値から対象の音だけの大きさを計算し、JIS Z 8731 の補正値(差が 3 dB で −3、4〜5 dB で −2、6〜9 dB で −1、10 dB 以上は補正なし)も示します。距離減衰のタブでは、点音源(距離2倍で約 −6 dB)と線音源(約 −3 dB)を選び、知りたい距離での dB、目標の dB まで下がる距離、距離ごとの早見表を出します。音圧 Pa と dB の換算、dB の差がエネルギー・音圧・聞こえ方で何倍か、dB の足し算の早見表、図書館 40 dB・普通の会話 60 dB などの騒音の目安、環境省の騒音に係る環境基準(昼間・夜間)つきです。

dB の足し算(合成)とエネルギー平均

複数の音が同時に鳴ったときの大きさと、測った値の平均を出します。dB はそのまま足せないので、音のエネルギーに戻して計算します。

音の大きさ(dB)を1行に1つ、またはカンマ区切りで

合成した大きさ(足し算)

71.5 dB

3個の音

いちばん大きい音との差

+1.5 dB

最大 70.0 dB

エネルギー平均

66.7 dB

騒音の平均はこちら

算術平均(参考)

65.0 dB

値をそのまま足して割った平均

式: 10 × log10(10^(L1/10) + 10^(L2/10) + …)。同じ大きさの音が2つで +3 dB、10 dB 以上小さい音は足してもほとんど変わりません(+0.4 dB 以下)。

同じ大きさの音がいくつもあるとき

同じ機械を何台も動かしたとき、同じ大きさの音が何人分も重なったときの大きさです。

合成した大きさ

63.0 dB

1つより +3.0 dB(10 × log10(2))

騒音計は A 特性(dB(A))で測った値を入れてください。スマートフォンの騒音計アプリは機種によって数 dB ずれることがあるので、苦情や届け出に使う値は校正された騒音計で測ってください。

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デシベル計算|騒音の dB の足し算(合成)・エネルギー平均・同じ音が n 個のとき、引き算(暗騒音の補正・JIS Z 8731)、距離減衰(点音源・線音源)と何 m で何 dB、音圧 Pa との換算・dB の差は何倍、足し算の早見表・騒音の目安・環境基準について

デシベル計算は、騒音レベル(dB)の足し算(合成)・エネルギー平均・引き算(暗騒音の補正)と、点音源・線音源の距離減衰を計算する無料ツールです。音圧 Pa との換算、dB の差は何倍か、dB の足し算の早見表、騒音の目安と環境基準も見られます。

デシベル計算|騒音の dB の足し算(合成)・エネルギー平均・同じ音が n 個のとき、引き算(暗騒音の補正・JIS Z 8731)、距離減衰(点音源・線音源)と何 m で何 dB、音圧 Pa との換算・dB の差は何倍、足し算の早見表・騒音の目安・環境基準の使い方

  1. 1「足し算・平均」に、測った dB の値を1行に1つ(またはカンマ区切りで)入れる
  2. 2合成した大きさとエネルギー平均を確かめる。同じ音が何個もあるときは、1つの大きさと数を入れる
  3. 3「引き算(暗騒音の補正)」に、対象の音を鳴らしたときと止めたときの値を入れ、対象の音だけの大きさと JIS の補正を確かめる
  4. 4「距離減衰」で点音源か線音源かを選び、測った大きさ・距離と、知りたい距離・目標の大きさを入れる
  5. 5「換算と早見表」で音圧 Pa との換算、dB の差の倍率、騒音の目安と環境基準を確かめる

使いやすい場面

  • エアコンの室外機や機械を2台・3台並べたときの騒音を見積もる
  • 何回か測った騒音の値を、正しく(エネルギーで)平均する
  • 騒音計で測った値から、周りの音(暗騒音)を差し引いた対象の音の大きさを出す
  • 工事や室外機の音が、隣の家(何 m 先)で何 dB になるかを調べる
  • 環境基準の 45 dB などまで下がるのは、音源から何 m 離れたところかを調べる
  • 騒音の値が、図書館や普通の会話などと比べてどのくらいかを知る

利用時のポイント

  • dB は対数なのでそのまま足し算・平均できません。10^(L/10)(音のエネルギー)に戻して計算し、10 × log10 で dB に戻しています。
  • 暗騒音の補正の式は 10 × log10(10^(合計/10) − 10^(暗騒音/10)) です。JIS Z 8731 の補正値は、差が 3 dB で −3、4〜5 dB で −2、6〜9 dB で −1、10 dB 以上は補正なしで、3 dB 未満は測り直しが必要です。
  • 距離減衰は、点音源が L1 − 20 × log10(r2 ÷ r1)(距離2倍で約 −6 dB)、線音源が L1 − 10 × log10(r2 ÷ r1)(約 −3 dB)です。塀・建物・地面・空気による減衰は入れていないので、実際にはもう少し下がることが多い目安です。
  • 騒音の目安はよく使われる例で、音源との距離や測り方で変わります。環境基準は環境省の「騒音に係る環境基準」で、地域の類型は都道府県や市が指定します。
  • スマートフォンの騒音計アプリは機種によって数 dB ずれることがあります。苦情や届け出に使う値は、校正された騒音計(A 特性)で測ってください。

こんなときに使えます

デシベル計算|騒音の dB の足し算(合成)・エネルギー平均・同じ音が n 個のとき、引き算(暗騒音の補正・JIS Z 8731)、距離減衰(点音源・線音源)と何 m で何 dB、音圧 Pa との換算・dB の差は何倍、足し算の早見表・騒音の目安・環境基準は、次のような場面の答えになります。

  • dB の足し算をしたい
  • 騒音を合成した大きさを知りたい
  • 暗騒音の補正を計算したい
  • 騒音の距離減衰を計算したい
  • dB の平均を正しく出したい
  • 騒音が何 m 離れると何 dB になるか知りたい

よくある質問

60 dB と 60 dB を足すと何 dB ですか?
63 dB です(120 dB にはなりません)。同じ大きさの音が2つで +3 dB、4つで +6 dB、10個で +10 dB になります。60 dB・65 dB・70 dB の3つなら約 71.5 dB で、いちばん大きい 70 dB より 1.5 dB 大きいだけです。
dB の平均はどう計算しますか?
騒音の平均は、値をそのまま足して割る算術平均ではなく、エネルギー平均(パワー平均)で出します。10 × log10((10^(L1/10) + 10^(L2/10) + …) ÷ n) です。60・70・80 dB の平均は、算術平均なら 70 dB ですが、エネルギー平均は約 75.7 dB で、大きい音の影響が強く出ます。
暗騒音の補正はどうしますか?
対象の音を鳴らしたときが 65 dB、止めたとき(暗騒音)が 60 dB なら、10 × log10(10^6.5 − 10^6) ≒ 63.3 dB が対象の音だけの大きさです。JIS Z 8731 の補正では差が 5 dB なので −2 dB として 63 dB とします。差が 10 dB 以上なら補正せず、3 dB 未満なら測り直します。
騒音は距離が2倍になると何 dB 下がりますか?
室外機や機械のような点音源は約 6 dB、交通量の多い道路のような線音源は約 3 dB 下がります。1 m で 80 dB の点音源は、10 m で 60 dB、45 dB まで下がるのは約 56 m 先です(障害物のない場所の目安)。
10 dB 大きいと何倍の音ですか?
音のエネルギー(強さ)は10倍、音圧は約3.16倍で、聞こえ方の大きさはおよそ2倍です。20 dB ならエネルギー100倍・音圧10倍、3 dB ならエネルギーが約2倍です。
音圧 1 Pa は何 dB ですか?
約 94 dB です。音圧レベルは 20 × log10(音圧 ÷ 20 µPa) で、20 µPa(0.00002 Pa)が 0 dB です。騒音計の校正に使う音は 94 dB(1 Pa)や 114 dB(10 Pa)が多いです。