手作り石鹸の苛性ソーダ計算|油の配合と鹸化価から苛性ソーダ・苛性カリと精製水の量、ディスカウント(鹸化率)、硬さ・洗浄力・INS 値、牛乳パックなど型から油の量、鹸化価の早見表

手作り石鹸 苛性ソーダ計算は、コールドプロセス(CP)石鹸を作るときの「苛性ソーダは何グラム?」「精製水は何グラム?」を、油の配合から計算する無料ツールです。オリーブオイル・ココナッツオイル・パーム油・米油・シアバター・ひまし油・椿油・ラードなど20種類の油から選び、量(g)を入れると、それぞれの鹸化価から油を石鹸にするのに要るアルカリを足し合わせ、ディスカウント(油を鹸化しきらずに残す割合。鹸化率90%=ディスカウント10%)と、容器に書かれた純度を入れて量る量を出します。精製水は「苛性ソーダの何倍」「油の何%」「アルカリ水溶液の濃度」のどれでも決められます。固形石鹸の苛性ソーダ(水酸化ナトリウム)と、液体石鹸(カリ石鹸)の苛性カリ(水酸化カリウム)の両方に対応しています。脂肪酸の組成から、硬さ・洗浄力・保湿力・泡立ち・泡もち・ヨウ素価・INS 値の目安をグラフで出し、ディスカウントが少なすぎる・アルカリ水溶液が濃すぎるといった注意も表示します。牛乳パック・四角い型・丸い型の内寸と流し込む高さから、型にちょうど入る油の量を出して配合を作り直すこともできます。油100gあたりの苛性ソーダの量を、ディスカウント0・5・7・10%で引ける鹸化価の早見表と、作り方・苛性ソーダの買い方と扱い方もまとめています。

油の配合

使う油と量を入れると、鹸化価から苛性ソーダ(苛性カリ)と精製水の量を計算します。

よくある配合から選ぶ

油脂量(g)割合鹸化価
g
50.0%0.134
g
25.0%0.183
g
25.0%0.142
割合はそのままで、油の合計を変える:

アルカリと水

アルカリ

%

鹸化率 93%(ディスカウント 7%)

%

容器のラベルの純度(含量)を入れます。苛性ソーダは95〜99%、苛性カリは85〜90%のものが多く、わからなければ苛性ソーダは100%のままで構いません。

精製水の量の決め方

倍

量る量

苛性ソーダ

68.9 g

鹸化に要る量 74.13g × 鹸化率 93% ÷ 純度 100%

精製水

172.3 g

アルカリの 2.50 倍・油の 34.5%

油の合計

500.0 g

アルカリ水溶液の濃度

28.6%

苛性ソーダ ÷(苛性ソーダ+水)

生地の重さ

741 g

型の容積は約 741ml。牛乳パックなら高さ約 15.1cm
油脂量(g)割合鹸化に要る苛性ソーダ(g)
オリーブオイル250.050.0%33.50
ココナッツオイル125.025.0%22.88
パーム油125.025.0%17.75

石鹸の性質の目安

油の脂肪酸の組成から計算した目安です。帯の色がついた範囲に入っていれば、使いやすい石鹸になりやすいとされます。

硬さ40目安 29〜54
洗浄力17目安 12〜22
保湿力(肌へのやさしさ)56目安 44〜69
泡立ち(大きな泡)17目安 14〜46
泡もち(クリーミーさ)23目安 16〜48
ヨウ素価58目安 41〜70
INS 値153目安 136〜170

苛性ソーダは劇物です

ゴーグル・ゴム手袋・長袖で作業し、換気をします。必ず「水に苛性ソーダを少しずつ入れる」順にし、逆にしないでください。アルミの道具は使えません。皮膚についたらすぐに大量の流水で洗い、目に入ったら流水で15分以上洗ってから眼科へ行ってください。

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手作り石鹸の苛性ソーダ計算|油の配合と鹸化価から苛性ソーダ・苛性カリと精製水の量、ディスカウント(鹸化率)、硬さ・洗浄力・INS 値、牛乳パックなど型から油の量、鹸化価の早見表について

手作り石鹸 苛性ソーダ計算は、使う油と量から、コールドプロセス石鹸に要る苛性ソーダ(固形石鹸)・苛性カリ(液体石鹸)と精製水の量を計算する無料ツールです。油ごとの鹸化価を足し合わせ、ディスカウント(鹸化率)とアルカリの純度を入れて量る量を出します。硬さ・洗浄力・泡立ち・INS 値の目安、牛乳パックなど型の大きさから入る油の量、油100gあたりの鹸化価の早見表もまとめて使えます。

手作り石鹸の苛性ソーダ計算|油の配合と鹸化価から苛性ソーダ・苛性カリと精製水の量、ディスカウント(鹸化率)、硬さ・洗浄力・INS 値、牛乳パックなど型から油の量、鹸化価の早見表の使い方

  1. 1「よくある配合から選ぶ」で基本の3種やマルセイユ石鹸風などを選ぶか、「+ 油を足す」で使う油を並べる
  2. 2それぞれの油の量(g)を入れる。割合を変えずに合計だけ変えたいときは 300g・500g などを押す
  3. 3アルカリ(固形石鹸は苛性ソーダ、液体石鹸は苛性カリ)を選び、ディスカウント(肌用は5〜10%が目安)と、容器に書かれた純度を入れる
  4. 4精製水の量の決め方(苛性ソーダの何倍・油の何%・濃度)を選ぶ
  5. 5「量る量」の苛性ソーダと精製水をスケールで量り、注意が出ていないか、石鹸の性質の目安が範囲に入っているかを確かめる
  6. 6型が決まっているときは「型から油の量」で内寸と高さを入れ、「この油の量で配合を作り直す」を押す

使いやすい場面

  • オリーブオイル・ココナッツオイル・パーム油の基本の石鹸で、苛性ソーダと精製水が何グラムか知る
  • 本のレシピを、手元の油や量に合わせて作り変えたときの苛性ソーダを計算し直す
  • 「鹸化率90%」のレシピを、ディスカウント5%や7%に変える
  • 牛乳パックや手持ちのシリコン型にちょうど入る油の量を決める
  • パーム油を使わない配合で、硬さや泡立ちが足りているかを確かめる
  • 苛性カリで液体石鹸(カリ石鹸)を作るときのアルカリの量を出す
  • オリーブオイルや米油などの鹸化価を一覧で調べる

利用時のポイント

  • 鹸化価は「油1gを石鹸にするのに要るアルカリのg」です。苛性ソーダの量は「油の量 × 鹸化価」を油ごとに足し、ディスカウントの分を引いて計算します。表の鹸化価は一般的な値で、油の銘柄や産地で数%違います。
  • ディスカウントは、油の一部を石鹸にせずに残す割合です。鹸化率90%とディスカウント10%は同じ意味です。鹸化価のばらつきや量りの誤差があっても苛性ソーダが余らないように、肌に使う石鹸は5〜10%にするのが一般的です。
  • 純度95%の苛性ソーダなら、計算した量を0.95で割って多めに量ります。容器の純度(含量)がわからなければ、苛性ソーダは100%のままでも、ディスカウントの範囲で吸収されます。
  • 精製水の量は、苛性ソーダの2〜3倍(濃度25〜33%)や、油の30〜38%がよく使われます。水が少ないと早く固まり、多いとトレースや型出しまで時間がかかります。
  • 苛性カリの鹸化価は、苛性ソーダの値に分子量の比(56.11 ÷ 40.00 ≒ 1.403)を掛けています。市販の苛性カリは純度85〜90%のものが多いので、初期値を90%にしています。
  • 硬さ・洗浄力・保湿力・泡立ち・泡もち・ヨウ素価・INS 値は、油の脂肪酸の組成(ラウリン酸・ミリスチン酸・パルミチン酸・ステアリン酸・リシノール酸・オレイン酸・リノール酸・リノレン酸)から計算した目安で、SoapCalc で使われている考え方と範囲に合わせています。
  • 型の容積は、生地の比重をほぼ1として「容積(ml)=生地の重さ(g)」で、油の量に直しています。油・苛性ソーダ・精製水を足した生地は油の約1.45〜1.5倍の重さになります。
  • 苛性ソーダは毒物及び劇物取締法の劇物です。ゴーグル・手袋をつけ、水に苛性ソーダを入れる順で溶かしてください。手作りの石鹸を販売するには、化粧品製造業の許可などが必要です。
  • 配合はこの端末のブラウザにだけ保存し、サーバーには送りません。

こんなときに使えます

手作り石鹸の苛性ソーダ計算|油の配合と鹸化価から苛性ソーダ・苛性カリと精製水の量、ディスカウント(鹸化率)、硬さ・洗浄力・INS 値、牛乳パックなど型から油の量、鹸化価の早見表は、次のような場面の答えになります。

  • 手作り石鹸に要る苛性ソーダの量を計算したい
  • 苛性ソーダと精製水の量を油の配合から出したい
  • ディスカウント(鹸化率)を変えたときの苛性ソーダを知りたい
  • オリーブオイルやココナッツオイルの鹸化価を調べたい
  • 牛乳パックや型に入る油の量を知りたい
  • 石鹸の硬さ・洗浄力・INS 値を配合から確かめたい
  • 液体石鹸を苛性カリで作るときの量を知りたい

よくある質問

石鹸の苛性ソーダの量はどうやって計算しますか?
油ごとに「油の量(g)× 鹸化価」を出して足し、ディスカウントの分を引きます。たとえばオリーブオイル250g・ココナッツオイル125g・パーム油125gなら、250×0.134+125×0.183+125×0.142=約74.1gが100%鹸化する量で、ディスカウント7%なら74.1×0.93=約68.9gです。精製水を苛性ソーダの2.5倍にすると約172gになります。
鹸化率90%とディスカウント10%は同じですか?
同じ意味です。鹸化率は、油を100%石鹸にするのに要る苛性ソーダのうち何%を入れるか、ディスカウント(スーパーファット)は油を何%残すかで、足すと100%になります。このツールではディスカウントを入れると、鹸化率もあわせて表示します。
オリーブオイル100%の石鹸で、油500gなら苛性ソーダは何グラムですか?
オリーブオイルの鹸化価を0.134とすると、100%鹸化する量は67gです。ディスカウント7%なら約62.3g、10%なら約60.3g、5%なら約63.7gです。オリーブオイル100%の石鹸は柔らかく固まるのに時間がかかるので、熟成は6週間以上とるのが目安です。
精製水は苛性ソーダの何倍にすればいいですか?
2〜3倍(アルカリ水溶液の濃度で25〜33%)がよく使われ、このツールの初期値は2.5倍です。油の何%で決める方法では30〜38%が目安です。水を減らすと早く固まり、型出しまでが短くなりますが、生地が急に固まりやすくなります。
牛乳パック1本に油は何グラム入りますか?
1000mlの牛乳パックの底は内寸で約7cm角なので、高さ15cmまで流すと容積は約735mlです。油・苛性ソーダ・精製水を合わせた生地は油の約1.48倍の重さになるので、油は約500gが目安です。「型から油の量」で高さや本数を変えて計算できます。
苛性ソーダはどこで買えますか?
薬局・ドラッグストアの薬剤師がいる売り場で買えます。劇物なので、身分証と印鑑を持っていき、「劇物譲受書」に名前・住所・使い道(石鹸作りなど)を書きます。18歳未満は買えません。お店に在庫がないときは、取り寄せになることもあります。