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風速10m・15m・20mはどのくらい?風速別に起こることの目安|傘・歩行・自転車・車・電車・台風と km/h・ノット換算

天気予報で「最大風速 15m」と聞いても、それがどのくらいの風なのかはすぐにはわかりません。風速 10m/s は時速 36km で、傘がさせなくなる強さです。15m/s では風に向かって歩けなくなり、20m/s では何かにつかまらないと立っていられず、30m/s を超えると木や電柱が倒れ始めます。この記事では、天気予報の風速の読み方(平均風速と瞬間風速、観測する高さ)、風速 1〜40m/s で人・木・車・建物に起こることの早見表、風速 5m・10m・15m・20m・30m のくわしい目安、傘・洗濯物・自転車・キャンプ・ドローン・高所作業・電車・高速道路の判断の目安、看板や傘が受ける力(kgf)、体感温度、マンションの高い階の風、台風の強さとハリケーンのカテゴリー、m/s・km/h・ノット・mph の換算と暗算のコツ、強風・台風の前の備えまでを、具体的な数字でまとめます。

結論:風速 10m で傘がさせない、15m で歩けない、20m で立っていられない

風速の「m」は「m/s(メートル毎秒)」のことで、空気が 1 秒間に何 m 進むかを表します。風速 10m は 1 秒に 10m、時速に直すと 10 × 3.6 = 36km です。自転車を全力でこいだときくらいの速さの空気が、ずっと体に当たり続けていると考えるとイメージしやすくなります。

風速(m/s)時速天気予報の言い方起こることの目安
5m/s18km/h(なし)砂ぼこりが立ち、紙が舞う。洗濯物がよく乾く。傘はさせる
10m/s36km/hやや強い風風に向かって歩きにくい。傘がさせない。木全体・電線が揺れる
15m/s54km/h強い風風に向かって歩けない。転倒する人も出る。看板やトタン板が外れ始める
20m/s72km/h非常に強い風何かにつかまらないと立っていられない。飛んできた物でけがをする。車の運転が難しい
25m/s90km/h非常に強い風屋外での行動はきわめて危険。走っているトラックが横転する
30m/s108km/h猛烈な風多くの木が倒れ、電柱・街灯・ブロック塀で倒れるものがある
40m/s144km/h猛烈な風住宅で倒壊するものがある。鉄骨の建物が変形するものがある

「起こること」は、気象庁が公表している「風の強さと吹き方」の表をもとにしています。天気予報の風速は 10 分間の平均で、実際にはその 1.5〜3 倍の瞬間的な風(突風)が混じります。平均 10m/s の予報でも、瞬間的には 15〜30m/s の風が吹くことがある、という前提で読むのが大切です。

天気予報の風速の読み方|平均風速・最大風速・瞬間風速の違い

天気予報やニュースの風速には、いくつかの種類があります。同じ日の同じ場所でも、どれを見るかで数字が 2 倍近く違うので、まず言葉の意味を押さえておきましょう。

用語意味使われる場面
風速(平均風速)観測した時刻までの 10 分間の平均天気予報の「風速◯m」、風力階級
最大風速その日(または期間)の平均風速の最大値「最大風速 25m の予想」、台風の強さ
瞬間風速3 秒間の平均(0.25 秒ごとの値を 12 個平均)突風の強さ
最大瞬間風速瞬間風速の最大値「最大瞬間風速 40m を観測」

瞬間風速は平均風速の 1.5〜3 倍になることがあります。平均 15m/s なら瞬間 22.5〜45m/s、平均 20m/s なら 30〜60m/s です。物が飛ぶ、人が倒れる、看板が外れるといった被害は、平均ではなく瞬間の風で起こることが多いので、予報の平均風速だけで「まだ大丈夫」と判断しないでください。とくにビルの谷間や、建物の角、山の尾根、橋の上では、風が集まって局地的に強くなります。

  • 観測の高さ:気象台やアメダスの風速計は、ふつう地上 10m 前後の高さにあります。地面すれすれの風はこれより弱く、マンションの高い階ではこれより強くなります
  • 陸上と海上:同じ気圧配置でも、さえぎる物がない海上や海岸のほうが風は強くなります。予報で「海上では」と分けて書かれるのはこのためです
  • 注意報・警報:強風注意報・暴風警報の基準は地域ごとに決まっていて、強風注意報はおおむね平均 10〜15m/s、暴風警報はおおむね平均 20〜25m/s を基準にしている地域が多くなっています

風力階級(ビューフォート風力階級)の一覧|0〜12 と m/s・km/h・ノット

風の強さを 0〜12 の 13 段階で表すのが風力階級です。19 世紀のイギリス海軍のビューフォート提督が、帆船の帆の張り方をもとに作った目安が始まりで、気象庁風力階級も同じ境目を使っています。天気予報の「北の風、風力 4」の「風力」がこれです。

風力名称風速(m/s)時速(km/h)ノット陸上のようす
0静穏0〜0.20〜11 未満煙がまっすぐに昇る
1至軽風0.3〜1.51〜51〜3煙がなびくので風向きが分かるが、風向計は動かない
2軽風1.6〜3.36〜114〜6顔に風を感じる。木の葉が動く
3軟風3.4〜5.412〜197〜10木の葉や細い小枝がたえず動く。軽い旗が開く
4和風5.5〜7.920〜2811〜16砂ぼこりが立ち、紙片が舞い上がる。小枝が動く
5疾風8.0〜10.729〜3817〜21葉のある低い木が揺れ始める。池の水面に波頭が立つ
6雄風10.8〜13.839〜4922〜27大枝が動く。電線が鳴る。傘はさしにくい
7強風13.9〜17.150〜6128〜33木全体が揺れる。風に向かっては歩きにくい
8疾強風17.2〜20.762〜7434〜40小枝が折れる。風に向かっては歩けない
9大強風20.8〜24.475〜8841〜47人家にわずかな損害(瓦がはがれるなど)
10全強風24.5〜28.489〜10248〜55木が根こそぎになる。人家に大きな損害
11暴風28.5〜32.6103〜11756〜63めったに起こらない。広い範囲の破壊を伴う
12颶風(ぐふう)32.7 以上118 以上64 以上(陸上の記述はない)

風力 8 の下限 17.2m/s(34 ノット)は、熱帯低気圧が「台風」と呼ばれる境目でもあります。風力 12 の下限 32.7m/s(64 ノット)は、アメリカのハリケーンのカテゴリー 1 の下限とほぼ同じ速さです。名称の「強風」は風力 7 を指す言葉で、天気予報の「強い風」(15〜20m/s)や「強風注意報」とは範囲が少しずれる点に注意してください。

風速 5m・10m・15m・20m・25m・30m はどのくらい?くわしい目安

検索されることの多い風速ごとに、体で感じる強さと、まわりで起こること、平らな板 1m² が受ける力をまとめます。力は風速の 2 乗に比例するので、風速が 2 倍になると力は 4 倍になります(くわしくは後の「風の力」の章)。

  1. 1

    風速 5m/s(時速 18km・約 10 ノット・風力 3)

    木の葉や小枝がたえず揺れ、旗がはためき、砂ぼこりが立ちます。歩くのに支障はなく、傘もさせます。洗濯物はよく乾きますが、軽いものは飛ばされることがあります。体感温度は 1m/s あたり約 1℃ 下がるという目安で 5℃ ほど低く感じます。ドローンを飛ばすのを控える目安になる強さです。

  2. 2

    風速 10m/s(時速 36km・約 19 ノット・風力 5)

    天気予報で「やや強い風」と言い始める強さです。風に向かって歩きにくくなり、傘はさせません。木全体と電線が揺れ始め、高速道路では横風に流される感覚があります。1m² の板が受ける力は約 7.5kgf、開いた傘では約 8kgf です。瞬間的には 15〜30m/s の風が混じることがあります。

  3. 3

    風速 15m/s(時速 54km・約 29 ノット・風力 7)

    「強い風」です。風に向かって歩けなくなり、転倒する人も出ます。高い所での作業はきわめて危険で、看板やトタン板が外れ始め、屋根瓦がはがれるものもあります。雨戸やシャッターが揺れます。1m² の板が受ける力は約 17kgf で、10m/s の約 2.3 倍です。

  4. 4

    風速 20m/s(時速 72km・約 39 ノット・風力 8)

    「非常に強い風」です。何かにつかまっていないと立っていられず、飛んできた物でけがをするおそれがあります。細い木の幹が折れ、看板が落下・飛散し、道路標識が傾きます。ふつうの速度で車を運転するのは難しく、固定していないプレハブ小屋が動いたり倒れたりします。1m² の板が受ける力は約 30kgf です。

  5. 5

    風速 25m/s(時速 90km・約 49 ノット・風力 10)

    屋外での行動はきわめて危険です。走っているトラックが横転し、固定が不十分な金属屋根がめくれ、養生が不十分な仮設足場が崩れることがあります。1m² の板が受ける力は約 47kgf です。この強さの風が予想されたら、外に出ないことを前提に準備します。

  6. 6

    風速 30m/s 以上(時速 108km 以上・約 58 ノット以上・風力 11〜12)

    「猛烈な風」です。多くの木が倒れ、電柱や街灯、ブロック塀で倒れるものがあり、外装材が広い範囲で飛ばされます。40m/s を超えると住宅で倒壊するものも出ます。1m² の板が受ける力は 30m/s で約 67kgf、40m/s で約 120kgf と、大人 1 人分を超えます。

傘・洗濯物・自転車・キャンプ・ドローン・電車・高速道路は風速何 m まで?

日常の判断でよく迷う場面ごとに、目安になる風速をまとめます。法律や規則で決まっているもの、事業者ごとに基準が違うもの、一般的な目安にすぎないものが混じっているので、右の列で区別しています。

場面目安の風速(平均)根拠・注意
傘をさす10m/s 未満気象庁の目安で 10m/s から傘がさせない。風力 6(10.8m/s〜)の説明も「傘はさしにくい」。突風があればそれより弱くてもあおられる
洗濯物を外に干す5m/s 前後まで一般的な目安。軽い物は洗濯ばさみを増やす。10m/s では物干しざおごと落ちることがある
自転車に乗る5m/s を超えたら慎重に、10m/s で見合わせ一般的な目安。向かい風でペダルが重くなり、横風・突風でふらつく。子ども乗せ自転車はとくに倒れやすい
テント・タープの設営10m/s 前後が撤収の目安一般的な目安。タープは帆のように風を受けるので先に畳む。キャンプ場ごとのルールも確認
ドローンを飛ばす5m/s 未満国土交通省の飛行マニュアルの例で、風速 5m/s 以上では飛ばさないとしている。上空は地上より強い
高さ 2m 以上の作業10m/s 未満労働安全衛生規則と通達で、10 分間平均 10m/s 以上を「強風」とし、そのときは高所作業をさせない
電車路線・区間ごとに違う風速計の値(多くは瞬間風速)が 20m/s 前後で徐行、25〜30m/s 前後で運転見合わせとする路線が多い
高速道路道路ごとに違う強風で速度規制、さらに強いと通行止め。車高の高い車・二輪車は横風に弱い
陸上競技(短距離・跳躍)追い風 2.0m/s まで100m・200m・100m/110m ハードル・走幅跳・三段跳は、追い風 2.0m/s を超えると公認記録にならない(追い風参考)
  • 釣り・カヤック・ミニボート:海の上は陸より風が強く、風速 5m/s 前後から波立ち始めます(風力 3〜4 で白波が出始める)。小さな船は 5m/s を出航を見合わせる目安にしている人が多いです
  • ベランダの物:植木鉢・物干しざお・サンダルは 10m/s 前後から動き始め、15m/s を超えると飛ぶものが出ます。強風の予報が出たら室内に入れます
  • 子ども・お年寄り:体重が軽いほど風に押される影響は大きくなります。風速 15m/s で正面に受ける力は、大人(約 0.7m²)で約 10kgf、体の面積が半分ほどの子どもで約 5kgf です。体重 60kg の大人には 6 分の 1 でも、体重 20kg の子どもには 4 分の 1 にあたります

風の力は風速の 2 乗|看板・傘・人が受ける力は何 kg?

風が物を押す力は、風速の 2 乗に比例します。まず空気の密度(約 1.225kg/m³)と風速から「速度圧」を出し、これに物の面積と、形によって決まる「抗力係数」を掛けます。

風速速度圧看板 1m²(係数 1.2)開いた傘 0.9m²(1.4)立っている人 0.7m²(1.0)
5m/s15Pa約 1.9kgf約 2kgf約 1.1kgf
10m/s61Pa約 7.5kgf約 7.9kgf約 4.4kgf
15m/s138Pa約 17kgf約 18kgf約 9.8kgf
20m/s245Pa約 30kgf約 32kgf約 18kgf
25m/s383Pa約 47kgf約 49kgf約 27kgf
30m/s551Pa約 67kgf約 71kgf約 39kgf
40m/s980Pa約 120kgf約 126kgf約 70kgf

風速 10m/s で開いた傘が受ける力は約 8kgf で、片手で支え続けるのは難しく、突風が来れば骨が折れたり、体ごと持っていかれたりします。20m/s で 1m² の看板には約 30kgf、30m/s では約 67kgf がかかります。のぼり旗・自転車の荷台のカバー・ベランダのすだれのように「面」で風を受ける物は、面積が大きいほど危険です。

人が受ける力は、立っている大人の正面(約 0.7m²)で 15m/s なら約 10kgf、20m/s なら約 18kgf です。数字だけ見ると踏ん張れそうですが、風は強弱を繰り返し、瞬間的にはこの数倍になります。強さが急に変わる風にバランスを崩されるのが、強風での転倒の主な原因です。

風速 1m で体感温度は何度下がる?

風が吹くと、体のまわりの暖かい空気が吹き飛ばされて熱が奪われるので、実際の気温より寒く感じます。登山などでは「風速 1m/s で体感温度が約 1℃ 下がる」という目安がよく使われますが、計算式によって結果にかなり差があります。

気温・風速風速 1m=1℃ の目安風冷指数(北米・英国)Steadman の式(湿度 60%)リンケの式
10℃・5m/s5℃約 7.6℃約 4.9℃約 1.1℃
10℃・10m/s0℃約 6.2℃約 1.4℃約 −2.6℃
5℃・10m/s−5℃約 −0.4℃約 −4.3℃約 −7.6℃
0℃・5m/s−5℃約 −4.9℃約 −6.3℃約 −8.9℃
0℃・10m/s−10℃約 −7.1℃約 −9.8℃約 −12.6℃
−5℃・10m/s−15℃約 −13.7℃約 −15.2℃約 −17.6℃

風冷指数は北米と英国の気象機関が使う式で、気温 10℃ 以下・風速 4.8km/h(約 1.3m/s)以上で定義されています。Steadman の式はオーストラリア気象局が使う式で湿度も入り、リンケの式(気温 − 4√風速)は日本の解説でよく紹介される式です。どの式でも、風速 10m/s の風は体感を 5〜13℃ ほど下げるので、冬の釣りや登山、自転車通勤では防風性のある上着が欠かせません。山の上の気温と体感温度の見積もり方は山頂の気温の計算方法で解説しています。

マンションの高い階やドローンの高さでは風速は何倍?

地面の近くの風は、建物や木とこすれて弱められます。高くなるほどその影響が減るので、風は強くなります。建築の設計では、この強まり方を「べき法則」で表します。

まわりの様子地上 20m30m(10 階くらい)50m100m
海上・海岸(I)約 10.7m/s約 11.2m/s約 11.8m/s約 12.6m/s
田畑・まばらな住宅(II)約 11.1m/s約 11.8m/s約 12.7m/s約 14.1m/s
住宅地・郊外(III)約 11.5m/s約 12.5m/s約 13.8m/s約 15.8m/s
大都市の中心(IV)約 12.1m/s約 13.5m/s約 15.4m/s約 18.6m/s

表は地上 10m で 10m/s の風が吹いているときの値です。住宅地の 30m(10 階くらい)では約 12.5m/s になり、風の力は風速の 2 乗なので約 1.55 倍です。高層マンションのベランダで物が飛びやすいのはこのためで、予報が「やや強い風」でも高い階では「強い風」に近くなることがあります。ドローンを 100m 上空まで上げる場合も、地上で 5m/s なら上空では 6〜9m/s ほどになると見込んでおきます。ただし実際の風は、ビルの角や谷間で局地的にもっと強くなります。

台風の「強い」「非常に強い」「猛烈な」は風速何 m?ハリケーンとの比べ方

熱帯低気圧のうち、最大風速(10 分間平均)が 17.2m/s(34 ノット)以上になったものが台風です。気象庁は台風の強さを最大風速で、大きさを風速 15m/s 以上の強風域の半径で表します。

区分最大風速(m/s)ノット時速
台風(強さの表現なし)17.2〜32.934〜63約 62〜118km/h
強い台風33〜43.964〜84約 119〜158km/h
非常に強い台風44〜53.985〜104約 158〜194km/h
猛烈な台風54 以上105 以上約 194km/h 以上
  • 大きさ:強風域の半径が 500km 以上 800km 未満で「大型(大きい)」、800km 以上で「超大型(非常に大きい)」
  • 暴風域:平均 25m/s 以上の風が吹いている範囲。予報円と合わせて、自分の地域が入るかどうかを確かめる
  • 台風の最大風速は中心付近の値です。同じ「非常に強い台風」でも、中心から離れた場所の風はずっと弱いこともあれば、地形で強まることもあります

アメリカのハリケーンは、1 分間平均の風速で分けるサファ・シンプソン・スケール(カテゴリー 1〜5)を使います。1 分間平均は 10 分間平均より大きく出るので、10 分間平均 × 約 1.07(1 ÷ 0.93)で比べます。この換算だと、「強い台風」の下限 33m/s はカテゴリー 1、「非常に強い台風」の下限 44m/s はカテゴリー 2、「猛烈な台風」の下限 54m/s はカテゴリー 3 と 4 の境目あたりにあたります。カテゴリー 5(1 分間平均 137 ノット以上)は、10 分間平均でおよそ 65.5m/s 以上です。

m/s・km/h・ノット・mph の換算と暗算のコツ

日本の天気予報は m/s ですが、海や空の天気はノット(kt)、海外の天気予報は km/h や mph で出ます。1 ノットは 1 時間に 1 海里(1,852m)進む速さ、1mph は 1 時間に 1 マイル(1,609.344m)進む速さです。

変換掛ける数暗算のコツ例
m/s → km/h× 3.6× 4 して 1 割引く10m/s → 36km/h
km/h → m/s÷ 3.6÷ 4 して 1 割足す60km/h → 約 16.7m/s
m/s → ノット× 1.944ほぼ 2 倍10m/s → 約 19.4 ノット
ノット → m/s× 0.514ほぼ半分20 ノット → 約 10.3m/s
m/s → mph× 2.2372 倍して 1 割強足す10m/s → 約 22.4mph
mph → m/s× 0.447半分より少し小さい40mph → 約 17.9m/s
ノット → km/h× 1.8522 倍して 1 割引く30 ノット → 約 55.6km/h

よく出る風速の対応を覚えておくと便利です。5m/s ≈ 18km/h ≈ 10 ノット、10m/s = 36km/h ≈ 19.4 ノット ≈ 22mph、15m/s = 54km/h ≈ 29 ノット、20m/s = 72km/h ≈ 39 ノット、30m/s = 108km/h ≈ 58 ノット ≈ 67mph です。海外の予報で「風速 50km/h」とあれば約 13.9m/s、日本の「やや強い風」の上のほうにあたります。

強風・台風の前にやっておくこと|風速別の備え

  1. 1

    平均 10m/s(やや強い風)の予報が出たら

    傘ではなくレインウェアを用意し、自転車の利用を見直します。ベランダの軽い物、植木鉢、物干しざおを室内に入れるか固定します。

  2. 2

    平均 15m/s(強い風)の予報が出たら

    不要な外出を控えます。雨戸・シャッターを閉め、窓の近くに物を置かないようにします。屋外の看板・のぼり・自転車は倒して固定するか、屋内に移します。

  3. 3

    平均 20m/s 以上(非常に強い風)や台風の接近

    外に出ないことを前提に準備します。停電に備えてスマホとモバイルバッテリーを満充電にし、懐中電灯・水・食べ物を確認します。屋根やアンテナの点検のために外に出るのは、風が収まってからにします。

  4. 4

    風が収まった直後

    吹き返しの風が来ることがあるので、台風の中心が通り過ぎても数時間は油断しないでください。切れた電線や傾いた看板には近づかず、自治体や電力会社に連絡します。

停電が長引いたときに冷蔵庫や照明を何日動かせるかは、停電に備えるポータブル電源の容量の記事で計算しています。雷をともなう荒れた天気のときの避難の目安は雷の距離の計算方法にまとめています。風速 換算・風の強さでは、予報の風速を入れると起こることの目安と瞬間風速の幅、自宅の高さでの風速まで確かめられるので、備えのレベルを決めるのに使ってください。

よくある質問

風速 10m はどのくらいの強さですか?
時速 36km・約 19 ノットで、風力 5(疾風)、天気予報では「やや強い風」の始まりです。風に向かって歩きにくく、傘はさせません。木全体と電線が揺れ始め、開いた傘が受ける力は約 8kgf です。瞬間的には 15〜30m/s の風が混じることがあります。
風速 15m だと外を歩けますか?
風に向かって歩けなくなり、転倒する人も出る強さです(天気予報の「強い風」、風力 7)。看板やトタン板が外れ始め、屋根瓦がはがれるものもあるので、不要な外出は控えてください。
風速 20m で何が起こりますか?
何かにつかまっていないと立っていられず、飛んできた物でけがをするおそれがあります。細い木の幹が折れ、看板が落下・飛散し、ふつうの速度で車を運転するのが難しくなります。1m² の看板が受ける力は約 30kgf です。
平均風速と瞬間風速はどう違いますか?
天気予報の風速は 10 分間の平均で、瞬間風速は 3 秒間の平均です。瞬間風速は平均風速の 1.5〜3 倍になることがあり、平均 15m/s でも瞬間的には 22.5〜45m/s の風が吹くことがあります。
風速 m/s を時速 km/h に直すには?
3.6 を掛けます(1 時間は 3,600 秒、1km は 1,000m)。10m/s は 36km/h、20m/s は 72km/h です。逆に km/h を m/s にするには 3.6 で割ります。ノットにするには m/s に約 1.944 を掛けます。
傘は風速何 m までさせますか?
気象庁の目安では、風速 10m/s(やや強い風)から傘がさせなくなります。風力 6(10.8m/s〜)の説明も「傘はさしにくい」です。平均がそれより弱くても、突風が来るとあおられます。平均 10m/s を超える予報なら、レインウェアに切り替えるのがおすすめです。
台風の「猛烈な」は風速何 m ですか?
最大風速(10 分間平均)54m/s(105 ノット)以上です。44m/s 以上が「非常に強い」、33m/s 以上が「強い」で、17.2m/s 以上が台風です。アメリカのハリケーンのカテゴリーに直すと、猛烈な台風の下限はカテゴリー 3 と 4 の境目あたりです。

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