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交通量調査のやり方|車種の数え方・15分ごとの集計表・大型車混入率の計算

「この道は1時間に何台通るのか」「朝のピークは何時から何時か」「トラックはどれくらい混じっているか」。交通量調査は、道路の計画や店舗の出店判断、卒業研究、町内会の通学路の安全対策まで、さまざまな場面で使われます。ところが、いざ自分でやろうとすると、車種をどう分けるか、どこで数えるか、15分ごとの表をどう作るか、ピーク時間や大型車混入率をどう計算するかで迷いがちです。この記事では、交通量調査の準備から当日の数え方、集計表の作り方、ピーク時間・大型車混入率・乗用車換算台数の計算、歩行者通行量調査の進め方、スマホの数取器で記録して CSV にまとめる手順までを、実際の数字を使ってまとめます。

交通量調査とは|何を数えて、何がわかるのか

交通量調査は、ある地点を決めた時間のあいだに通った車や人の数を、種類ごとに数える調査です。結果は「◯時から◯時までに小型車が何台、大型車が何台」という時間帯別の表にまとめ、そこから1時間あたりの台数、いちばん混む時間(ピーク時間)、トラックやバスの割合(大型車混入率)などを読み取ります。

国が行う大規模なものとしては、全国の道路で交通量や旅行速度を調べる「全国道路・街路交通情勢調査(道路交通センサス)」があり、おおむね5年ごとに実施されています。多くの地点では平日の7時〜19時の12時間を、車種別・1時間ごとに数えます。民間でも、出店前の前面交通量の調査、マンションや商業施設の開発に伴う交通影響の調査、自治体の通学路や商店街の調査など、目的に応じて規模を変えて行われています。

調査の種類数えるもの主な目的
断面交通量調査ある断面(道路を横切る線)を通過した車両を車種別・方向別に道路の混み具合、1日の交通量、大型車の割合を知る
交差点方向別交通量調査交差点に入った車が直進・右折・左折のどれをしたか信号の時間配分、右折レーンの必要性の検討
歩行者通行量調査歩道や商店街を通った人を方向別・男女別・年代別に商店街の活性化、出店判断、イベントの効果測定
自転車交通量調査車道・歩道を通った自転車を方向別に自転車レーンや駐輪場の計画
駐車場・施設の入出庫調査入った車・出た車の台数と時刻駐車場の容量、混雑の時間帯の把握

調査の準備|場所・時間帯・車種区分・人数を決める

交通量調査の精度は、当日よりも準備で決まります。次の6つを先に決めておけば、当日は数えることだけに集中できます。

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    ① 調査地点と断面を決める

    「この電柱の前を通過した車」のように、数える基準線(断面)を1本決めます。交差点の真ん中ではなく、交差点から少し離れて車線がはっきりしている場所のほうが数えやすくなります。信号待ちの列が伸びる場所では、停止線ではなく列の外側の地点を選ぶと、同じ車を二度数えるミスを防げます。

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    ② 方向を分けるか決める

    上り・下りを分けて数えるかどうかを決めます。朝は都心方向、夕方は郊外方向に偏るなど、方向で傾向が違う道路は多いので、迷ったら分けておくのがおすすめです。あとから合計するのは簡単ですが、まとめて数えた記録をあとから分けることはできません。

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    ③ 時間帯と集計の区切りを決める

    朝夕のピークを見たいなら7時〜9時と17時〜19時、1日の傾向を見たいなら7時〜19時の12時間が基本です。集計の区切りは15分ごとが一般的で、ピーク時間やピーク時係数を出すのにも使えます。10分ごと・1時間ごとにまとめ直すこともできるので、記録はできるだけ細かく残しておきます。

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    ④ 車種区分を決める

    もっとも基本的なのは「小型車」と「大型車」の2区分で、必要に応じて二輪車・自転車・歩行者を足します。区分を増やすほど1人で数えられる量は減るので、目的に必要な区分だけにしぼります。

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    ⑤ 人数と交代の計画を立てる

    交通量が多い道路では、1人が片方向だけを担当するなど分担します。12時間調査なら、トイレや食事の交代要員を入れた計画が必要です。交代するときは、時間帯の区切り(◯時00分・15分など)で引き継ぐと、記録が混ざりません。

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    ⑥ 道具をそろえる

    数取器(カウンター)か、時刻つきで記録できるスマホのカウンター、記録用紙、時計、筆記具、モバイルバッテリー、雨具、折りたたみ椅子、飲み物を用意します。調査日と天気、工事や事故など普段と違うことを書き留めるメモも忘れずに。

区分含まれる車ナンバーでの見分け方の目安
小型車乗用車(軽自動車・普通乗用車を含む)、小型貨物車(軽トラック・ライトバンなど)分類番号の頭が3・5・7(乗用)、4・6(小型・軽の貨物)
大型車バス、普通貨物車(2トン以上のトラック、ダンプ、トレーラーなど)分類番号の頭が1(普通貨物)、2(バス)
二輪車原付・自動二輪車体の後ろのナンバー、またはナンバーなし
自転車自転車・電動アシスト自転車—
歩行者徒歩の人(車いすを含めるかは事前に決める)—

当日の数え方|数え漏れ・二重カウントを防ぐコツ

数えるルールはシンプルで、「決めた断面を、車の前輪(人なら体)が越えた瞬間に1つ数える」です。ただ、実際の道路では渋滞・信号待ち・車線変更・Uターンなど判断に迷う場面が次々に来ます。次のポイントを押さえておくと、数え漏れと二重カウントを大きく減らせます。

  • 断面を越えた瞬間に押す:近づいてきた時点で押すと、手前で曲がった車や引き返した車まで数えてしまいます。
  • 止まっている車は数えない:断面の上で信号待ちしている車は、動き出して越えたときに数えます。
  • まとめ押しをしない:「いま5台来たから5回」とあとでまとめると、その間に来た車を見落としやすくなります。1台ずつ押すのが結局いちばん正確です。
  • 車列は後ろから見る:大型車の陰に隠れた二輪車や小型車を見落としやすいので、車列が来たら最後尾まで目で追います。
  • 迷ったら印をつける:判断に迷った車は、メモに時刻と状況を書いておき、あとで全員のルールに合わせて振り分けます。
  • 押し間違いはすぐ直す:違うボタンを押したら、その場で1つ戻します。あとで直そうとすると、どの時間帯の間違いか分からなくなります。

車が途切れなく来る道路では、1人で数えられる区分の数には限りがあります。目安として、片方向の小型車・大型車の2区分なら1人で数えやすく、二輪車・自転車まで足すと交通量が多い時間帯には負担が大きくなります。慣れないうちは、最初の15分を練習にあてて、自分が数えきれる量か確かめてから本番を始めると安心です。

15分ごとの集計表の作り方と、ピーク時間の求め方

数えた結果は、時間帯を時計にそろえて区切った集計表にまとめます。15分ごとなら7:00〜7:15、7:15〜7:30……のように区切り、それぞれの時間帯に通った台数を車種別に書きます。次の表は、朝7時〜9時に片方向を数えた例です。

時間帯小型車大型車合計
7:00〜7:15821496
7:15〜7:309515110
7:30〜7:4511817135
7:45〜8:0013116147
8:00〜8:1512618144
8:15〜8:3011219131
8:30〜8:459821119
8:45〜9:009022112
2時間の合計852142994

ここから「いちばん多い1時間」を探します。7:00〜8:00と8:00〜9:00の2つだけを比べると、多いのは8:00〜9:00の506台です。しかし、ピーク時間は時計の「◯時ちょうど」から始まるとは限りません。15分ずつずらしながら、連続する4つの時間帯を足して比べるのが正しい求め方です。

1時間の枠計算合計
7:00〜8:0096+110+135+147488
7:15〜8:15110+135+147+144536
7:30〜8:30135+147+144+131557(ピーク)
7:45〜8:45147+144+131+119541
8:00〜9:00144+131+119+112506

この例では、ピーク時間は7:30〜8:30の557台で、時計どおりに区切った最大値(506台)より約10%多くなります。信号の時間配分や、混雑対策の効果を見積もるときに、ピークを小さく見てしまわないための大切な手順です。

調査した時間が1時間に満たない場合や、途中で数え始めた場合は、1時間あたりに換算して比べます。計算は「数えた台数 ÷ 数えた分数 × 60」です。たとえば20分で143台なら、143 ÷ 20 × 60 = 429台/時になります。ただし短い時間の換算は、たまたま信号の切り替わりが重なった、といった偶然の影響を大きく受けるので、比較には15分以上の記録を使うのが目安です。

大型車混入率と乗用車換算台数の計算

大型車混入率は、自動車のうち大型車(バス・普通貨物車)がどれくらいの割合を占めるかを表す数字です。大型車は道路の舗装を傷めやすく、騒音や振動、歩行者の安全にも大きく関わるため、道路の設計や沿道環境の評価でよく使われます。

大型車混入率は時間帯によって大きく変わります。上の例でも、7:00〜7:15は14 ÷ 96 = 約14.6%、8:45〜9:00は22 ÷ 112 = 約19.6%と、通勤の乗用車が減る時間帯ほど大型車の割合が上がっています。一般に、物流が多い幹線道路では夜間に大型車の割合が高くなり、住宅地の生活道路では低くなります。1日の値だけでなく、時間帯ごとの値を見ると道路の性格がよく分かります。

乗用車換算台数(PCU)は、大きさや動きの違う車を「乗用車何台分か」にそろえた数字です。大型車は乗用車より長く、加速も遅いので、道路を使う量は乗用車1台より多くなります。日本の道路構造令では、平地部で大型車1台を乗用車2.0台分として扱います(山地部ではもっと大きな値を使います)。

項目計算例(7:00〜9:00の合計)
自動車類の台数小型車+大型車852+142=994台
大型車混入率大型車 ÷ 自動車類 × 100142 ÷ 994 × 100=約14.3%
乗用車換算台数小型車+大型車 × 2.0852+142 × 2.0=1,136台
1時間あたり(平均)台数 ÷ 調査時間(時間)994 ÷ 2=497台/時
ピーク時間の台数連続する1時間の最大557台(7:30〜8:30)

なお、12時間調査の結果から24時間の交通量を見積もるときは、「24時間交通量 ÷ 昼間12時間交通量」で表される昼夜率を掛けます。昼夜率は道路の種類や地域によって違うため、近くの道路交通センサスの調査地点で公表されている値を参考にするのが一般的です。

歩行者通行量調査のやり方|商店街・駅前で数えるとき

商店街や駅前の歩行者通行量調査は、自治体や商工会が毎年同じ日・同じ地点で行っていることが多く、出店や空き店舗対策の基礎データとして使われます。基本の考え方は車と同じで、歩道を横切る断面を決め、そこを通った人を方向別・属性別に数えます。

  • 調査日:平日と休日の1日ずつが基本です。雨の日は通行量が大きく減るので、天気を必ず記録し、比べるときは天気のそろった日どうしにします。
  • 時間帯:商店街なら10時〜19時、駅前なら通勤時間帯を含む7時〜20時など、街の動きに合わせて決めます。毎年続けるなら時間帯を変えないことが大切です。
  • 区分:男女、若年・中年・高齢の年代など。見た目で判断するしかないので、判断の基準(制服の学生は若年、など)を事前に決めてそろえます。
  • 自転車:押して歩いている人は歩行者、乗っている人は自転車、のように扱いを決めます。
  • グループ:連れ立って歩く人も1人ずつ数えます。ベビーカーの子どもを数えるかどうかは事前に決めます。

通行量が多い場所では、1時間ずっと数え続けるのが難しいこともあります。その場合、1時間のうち決まった10分や15分だけを数えて1時間あたりに換算する方法が使われます。たとえば10分で74人なら、74 ÷ 10 × 60 = 444人/時です。手軽ですが、電車の到着やバスの発着で人の流れが波打つ場所では、数える10分がその波のどこに当たるかで結果がぶれるので、できれば15分以上数えるか、毎時同じ分から数えるようにします。

数取器・記録用紙・スマホのカウンターの違い

交通量調査といえば、手のひらに収まる金属製の数取器(カウンター)を何個も板に並べて押すイメージがあるかもしれません。今でも現役の道具ですが、スマホやパソコンのカウンターを使うと、集計の手間を大きく減らせます。

道具よいところ気をつけること
手持ちの数取器見ずに押せる・電池がいらない・雨に強い15分ごとに数字を書き写してリセットする手間がある。書き写すあいだに来た車を見落としやすい
記録用紙に正の字道具がいらない・その場で全体が見える書くあいだ道路から目を離す。区分が多いと書く場所を探すのに時間がかかる
スマホ・PCのカウンター押した時刻が残るので、あとから好きな区切りで集計できる・計算と CSV 保存まで自動画面を見ないと押し間違いやすい。電池切れや画面が消える設定に注意

いちばん大きな違いは「時刻の記録」です。手持ちの数取器では、15分ごとに数字を書き写さないと時間帯別の表が作れません。押した時刻を1つずつ記録できるカウンターなら、数えている最中は押すことだけに集中し、終わってから5分・15分・1時間など好きな区切りで表を作れます。区切りの境目で書き写すために目を離すこともなくなります。

数取器ツールで交通量調査を記録・集計する手順

数取器(複数カウンター)ツールは、ブラウザで最大12個のカウンターを並べ、押した時刻をすべて記録する Web の数取器です。交通量調査のテンプレートを選ぶだけで、この記事で紹介した集計表・ピーク時間・大型車混入率・乗用車換算台数まで自動で計算できます。

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    テンプレートを選ぶ

    「交通量調査(車種別)」なら小型車・大型車・二輪車・自転車・歩行者の5つ、「交通量調査(方向別)」なら上り・下りそれぞれの小型・大型の4つのカウンターが並びます。歩行者通行量(男女・年代)、来場者・来店客、野鳥カウント、開票・アンケートの集計のテンプレートもあります。

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    名前・数・並び順を整える

    区分を減らしたいときはカウンターを消し、足したいときは追加します。名前は書きかえられるので、「上り 二輪」「下り 自転車」のように調査に合わせて変えておきます。調査名と単位(台・人など)も入れておくと、保存した記録が分かりやすくなります。

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    画面を消さない設定をオンにして数える

    数えている途中で画面が暗くなると押し損ねるので、「画面を消さない」をオンにします。スマホでは押したときに振動させることもできます。パソコンなら、左から1〜9・0・-・^ の数字キーでカウンターを押せるので、画面を見ずにキーボードで数えられます。

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    押し間違いは「1つ戻す」で直す

    「1つ戻す」は最後に押した記録を消し、「−1」はそのカウンターから1を引きます。違うボタンを押したときは、すぐに1つ戻すのが確実です。

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    集計の区切りを選んで表を見る

    5・10・15・30・60分から区切りを選ぶと、時計にそろえた時間帯別の表が出ます。ピーク時間(いちばん多い1時間)は表の中で色がつき、大型車混入率と乗用車換算台数(大型車 × 2.0)も自動で表示されます。数がゼロの時間帯も0として表に並びます。

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    CSV で保存する・報告書に貼る

    「CSV で保存」すると、Excel で開いても文字化けしない形で時間帯別の表を保存できます。押した記録を1件ずつ保存することもできます。報告書やメールにはテキストでのまとめをコピーして貼れます。CSV の文字化けのしくみはCSVをExcelで開くと文字化けする原因で詳しく解説しています。

屋外で調査するときの注意点

  • 安全な場所に立つ:車道や交差点の角、見通しの悪いカーブの近くは避け、歩道の通行の妨げにならない位置で数えます。夕方以降は反射材のついたベストがあると安心です。
  • 私有地・店舗の前は許可をとる:店先や駐車場の敷地内に立つ場合は、事前に管理者に声をかけておきます。
  • 天候への備え:夏は熱中症、冬は手のかじかみで押し間違いが増えます。日陰や風よけの位置を選び、飲み物と休憩の時間を計画に入れておきます。
  • 電池を確保する:スマホで12時間数えるなら、画面をつけたままでも足りるだけのモバイルバッテリーを用意します。
  • いつもと違うことを記録する:事故・工事・イベント・通行止めなどがあった時間帯はメモしておき、結果を読むときに区別します。
  • 顔やナンバーを撮影しない:交通量を数えるだけなら写真は必要ありません。撮影する場合は、人の顔やナンバーが写らないように配慮します。

よくある質問

交通量調査は何分ごとに集計するのが一般的ですか?
15分ごとがもっとも一般的です。15分ごとの記録があれば、1時間ごとの表にまとめ直すことも、ピーク時間やピーク時係数(PHF)を求めることもできます。押した時刻を記録できるカウンターを使えば、数えたあとで5分・10分・30分・60分など好きな区切りに変えられます。
小型車と大型車はどう見分ければいいですか?
道路交通センサスの区分では、乗用車と小型貨物車(軽トラック・ライトバンなど)が小型車、バスと普通貨物車(2トン以上のトラックなど)が大型車です。ナンバーの分類番号で見るなら、頭が1(普通貨物)と2(バス)が大型車の目安です。迷う車は、調査前に全員で判断のルールを決めてそろえておきます。
大型車混入率はどうやって計算しますか?
大型車の台数 ÷(小型車の台数+大型車の台数)× 100 で計算します。分母に二輪車・自転車・歩行者は入れません。たとえば小型車852台・大型車142台なら、142 ÷ 994 × 100 = 約14.3%です。
ピーク時間はどう求めればいいですか?
15分ごとの集計表で、連続する4つの時間帯を足した「1時間の枠」を15分ずつずらしながら比べ、いちばん多い枠をピーク時間とします。7:00〜8:00、8:00〜9:00のように時計どおりに区切るだけだと、7:30〜8:30のようなピークを見落として、ピークの台数を小さく見積もってしまうことがあります。
乗用車換算台数とは何ですか?
大型車などを「乗用車何台分か」に置きかえてそろえた台数です。日本の道路構造令では、平地部で大型車1台を乗用車2.0台分として扱うので、小型車852台・大型車142台なら 852+142 × 2.0 = 1,136台になります。道路の容量や混雑度を考えるときに使います。
1人で何台くらいまで数えられますか?
交通量や区分の数、慣れによって大きく変わります。片方向の小型車・大型車の2区分なら1人でも数えやすいですが、二輪車や自転車まで足すと、車が途切れない時間帯には負担が大きくなります。最初の15分を練習にあてて、自分が数えきれる量か確かめてから区分や分担を決めるのがおすすめです。
歩行者通行量調査は10分だけ数えて換算してもいいですか?
通行量が多い場所では、毎時決まった10分や15分だけ数えて60分あたりに換算する方法もよく使われます(10分で74人なら444人/時)。ただし電車やバスの到着で人の流れが波打つ場所では結果がぶれやすいので、15分以上数えるか、毎時同じ分から数えるようにすると比べやすくなります。
スマホのカウンターで記録したデータは Excel で使えますか?
数取器(複数カウンター)ツールなら、時間帯別の表や押した記録の一覧を CSV で保存できます。Excel で開いても文字化けしない形式(BOM つきの UTF-8)で保存されるので、そのままグラフや報告書の表に使えます。記録は端末のブラウザの中だけに保存され、サーバーには送られません。

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