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浪人・留年・休学は履歴書にどう書く?卒業年のずれと書き方

浪人や留年をしたとき、履歴書に「浪人」「留年」と書くべきか迷う人は多いはずです。結論から言うと、学歴欄には実際の入学年・卒業年を書くだけで、浪人・留年という言葉は書きません。この記事では、1浪・2浪・留年・休学で卒業年がどうずれるか、休学や留学を書くかどうかの判断、面接で聞かれたときの答え方までをまとめます。

浪人・留年は書かず、実際の年月を書くだけ

履歴書の学歴欄は、学校に入学した年月と卒業した年月を事実どおりに書く欄です。浪人した期間はどの学校にも在籍していないので行がなく、留年は在籍期間が長くなっただけなので卒業年が後ろにずれるだけです。どちらも「浪人」「留年」と書く欄はありません。

  • 浪人:高校卒業の年と大学入学の年の間が1年以上あく。その間の行は書かない
  • 留年:大学入学から卒業までが5年以上になる。入学と卒業の行をそのまま書く
  • 休学:留年と同じく卒業年がずれる。理由によっては1行書き添えることもある

採用担当者は年月を見れば浪人や留年に気づきますが、それ自体で不利になることはまずありません。むしろ、ずれを隠そうとして卒業年を偽るほうが、卒業証明書の提出時に経歴詐称として問題になります。年は正確に書くことが何より大切です。

浪人・留年で卒業年は何年になる?早見表

1998年4月2日〜1999年4月1日生まれの人を例に、4年制大学の入学・卒業年がどうずれるかを並べました。浪人と留年の年数を足した分だけ、卒業年が後ろにずれます。

経歴高校卒業大学入学大学卒業
現役・留年なし2017年(平成29年)3月2017年(平成29年)4月2021年(令和3年)3月
1浪2017年(平成29年)3月2018年(平成30年)4月2022年(令和4年)3月
2浪2017年(平成29年)3月2019年(平成31年)4月2023年(令和5年)3月
現役・1年留年2017年(平成29年)3月2017年(平成29年)4月2022年(令和4年)3月
1浪・1年留年2017年(平成29年)3月2018年(平成30年)4月2023年(令和5年)3月
現役・1年休学2017年(平成29年)3月2017年(平成29年)4月2022年(令和4年)3月

自分の生年月日で確かめたいときは、浪人・留年の年数を入れて計算できる履歴書の学歴計算(入学・卒業年)が便利です。浪人なしの卒業年は学歴の早見表でも確認できます。

休学は書く?書かない?判断の目安

休学は学歴欄に書く義務はなく、卒業年がずれるだけなら書かなくてもかまいません。ただし、休学中に何をしていたかが応募先へのアピールになる場合や、期間が長く説明が必要な場合は、1行書き添えると面接での説明がスムーズになります。

休学の理由書くかどうか書き方の例
留学・語学研修書くのがおすすめ「○○大学を休学し、アメリカ合衆国へ語学留学(令和4年3月まで)」
ワーキングホリデー・ボランティア書くのがおすすめ「○○大学を休学し、オーストラリアでワーキングホリデー」
病気・けが(完治している)書かなくてよい書く場合は「病気療養のため休学(現在は完治)」
家庭の事情・経済的な理由書かなくてよい書く場合は「家庭の事情により休学」
資格試験の勉強・起業準備応募先に関係があれば書く「○○資格取得のため休学」

書くときは、入学と卒業の行の間に、休学を始めた年月で1行入れます。病気で休学した場合は、業務に支障がないことを「現在は完治」などと添えると、読み手の不安を減らせます。

高校での留年・浪人後の専門学校なども同じ考え方

高校で留年した場合も、高校卒業の年が1年ずれるだけで、「留年」とは書きません。浪人して専門学校や短大に入った場合も、入学の年が浪人した年数だけ後ろにずれます。いずれも、各学校の入学・卒業の年月を事実どおりに並べれば足ります。

  • 高校1年留年:高校卒業が標準より1年遅くなり、その後の入学・卒業もすべて1年ずつずれる
  • 1浪して専門学校(2年制):高校卒業の翌年4月に入学し、その2年後の3月に卒業
  • 大学を卒業してから専門学校へ:大学卒業の行の後に、専門学校の入学・卒業を続けて書く
  • 仮面浪人(大学に在籍しながら受験):最初の大学は「中途退学」と書き、次の大学の入学を続ける

大学を辞めて入り直した場合の「中途退学」の書き方は卒業見込み・中途退学の履歴書の書き方で解説しています。

面接で浪人・留年の理由を聞かれたら

年月のずれに気づいた面接官から、理由を聞かれることはあります。目的は責めることではなく、その期間をどう過ごし、何を学んだかを知ることです。言い訳をするより、短く事実を伝えて前向きな話につなげるのが基本です。

  1. 1

    事実を一言で伝える

    「第一志望の大学に合格するため、1年間浪人しました」「単位が足りず、1年留年しました」と、まず理由を正直に言います。

  2. 2

    その期間に得たことを話す

    目標に向けて計画的に勉強を続けた経験、留年した年に取り組んだ資格や研究、アルバイトなど、具体的なことを1つ挙げます。

  3. 3

    今の仕事への姿勢につなげる

    「この経験から、期限から逆算して準備する習慣がつきました」のように、入社後にどう生きるかで締めくくります。

よくある質問

浪人したことは履歴書に書く必要がありますか?
書く必要はありません。学歴欄には高校卒業と大学入学の年月を事実どおりに書くだけで、浪人していた期間の行は書きません。年月の間隔で浪人は分かりますが、それだけで不利になることはまずありません。
留年した場合、履歴書に「留年」と書きますか?
書きません。入学と卒業の年月をそのまま書けば、在籍期間が長くなっていることは分かります。卒業年を早めて書くと経歴詐称になるので、実際の卒業年を正確に書いてください。
1浪して4年制大学を出たら卒業は何年ですか?
生まれ年+24年の3月です(早生まれは生まれ年から1を引いて計算)。たとえば1998年4月2日〜1999年4月1日生まれなら、高校卒業が2017年3月、大学入学が2018年4月、大学卒業が2022年(令和4年)3月です。
休学していたことは書いたほうがよいですか?
留学やワーキングホリデーなど、応募先にアピールできる理由なら書くのがおすすめです。病気や家庭の事情の場合は書かなくてもかまいません。書く場合は入学と卒業の間に、休学を始めた年月で1行入れます。
浪人の空白期間を面接で聞かれたらどう答えればよいですか?
「第一志望に合格するために1年浪人しました」と事実を短く伝え、その1年で身につけたこと(計画的な勉強の習慣など)を具体的に話し、入社後にどう生かすかで締めくくると好印象です。

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