仕組み解説公開日 読了目安 約12分

抵抗のカラーコードの読み方と覚え方|どっちから読む?4本帯・5本帯の見分け方、色と数字の表、よく使う抵抗値の色、間違えやすい色

電子工作キットや部品箱から出てきた抵抗には、数字の代わりに色の帯が描かれています。帯の色は「黒0・茶1・赤2…」と数字に対応していて、慣れれば数秒で抵抗値がわかりますが、最初は「どっちから読むのか」「4本と5本で何が違うのか」「この帯は茶か赤か」でつまずきがちです。この記事では、カラーコードを読む4つの手順、色と数字・乗数・許容差の表、虹の順番と語呂合わせを使った覚え方、読む向きの見分け方(逆から読んでも成り立ってしまう例つき)、4本帯・5本帯・6本帯・3本帯の違い、10Ω〜1MΩのよく使う抵抗値のカラーコード早見表、4.7kΩや2.2kΩばかり出てくる理由(E系列)、茶と赤・金と橙など間違えやすい色の見分け方、テスターで確かめるときの注意までをまとめます。

結論:金・銀の帯を右にして、左から「数字・数字・乗数・許容差」と読む

抵抗のカラーコードは、国際規格の IEC 60062(日本では JIS C 60062)で決められた、抵抗値を色で表す方法です。いちばん多い4本帯の抵抗なら、次の4つの手順で読めます。

  1. 1

    向きを決める

    金色・銀色の帯(許容差の帯)がある側を右にします。許容差の帯は、ほかの帯から少し離れて描かれていることが多いので、間隔が広い側を右にすると考えても構いません。

  2. 2

    左の2本を数字として読む

    1本目と2本目の色を数字に置き換えて、2桁の数を作ります。黄(4)と紫(7)なら 47 です。

  3. 3

    3本目の色の数だけ 0 を付ける

    3本目は乗数(何倍するか)です。赤(2)なら 0 を2個付けて 4,700Ω=4.7kΩ。金なら ×0.1、銀なら ×0.01 で、10Ω より小さい抵抗に使われます。

  4. 4

    4本目で許容差(誤差)を読む

    金なら ±5%、銀なら ±10%、茶なら ±1% です。表示どおりの値から、この割合までのずれは「正常」です。

5本帯の抵抗は、数字の帯が1本増えて「数字・数字・数字・乗数・許容差」になるだけで、読み方の考え方は同じです。手順そのものは単純ですが、実際の部品では「どちらが右か分からない」「茶と赤の区別がつかない」といったところで間違えやすいので、以下で順番に見ていきます。

色と数字・乗数・許容差の対応表

カラーコードで使う色は12色です。同じ色でも、数字の帯・乗数の帯・許容差の帯のどこにあるかで意味が変わります。

色数字乗数許容差温度係数(6本帯)
黒0×1—250ppm/K
茶1×10±1%100ppm/K
赤2×100±2%50ppm/K
橙(オレンジ)3×1k(1,000)±0.05%15ppm/K
黄4×10k(10,000)±0.02%25ppm/K
緑5×100k±0.5%20ppm/K
青6×1M(100万)±0.25%10ppm/K
紫7×10M±0.1%5ppm/K
灰(グレー)8×100M±0.01%1ppm/K
白9×1G——
金—×0.1±5%—
銀—×0.01±10%—
帯なし——±20%—

乗数の欄は「数字の色と同じ数だけ 0 を付ける」と覚えておけば、表を見なくても読めます。黒は 0 を付けない(×1)、茶は 0 を1個(×10)、赤は2個(×100)、橙は3個(×1,000)です。灰の許容差は、2016年版の IEC 60062 で ±0.01% とされていますが、古い資料では ±0.05% と書かれていることもあります。電子工作で灰や白の帯が乗数や許容差に出てくることはまずありません。

覚え方:2〜7は虹の順番、黒0・茶1と灰8・白9で挟む

0〜9の色をまとめて覚えるなら、虹の順番を使うのがいちばん確実です。2から7は、赤・橙・黄・緑・青・紫と、虹の外側から内側へ並ぶ色の順そのものになっています(虹の藍は抵抗のカラーコードでは使いません)。

  • 0 黒:色が「ない」=ゼロ
  • 1 茶:黒と赤の間の色。暗い色から明るくなっていく途中と考える
  • 2〜7 赤・橙・黄・緑・青・紫:虹の順番(赤橙黄緑青紫)
  • 8 灰:紫と白の間。黒と白を混ぜた色
  • 9 白:いちばん明るい色が最後

つまり「黒 → 茶 → 虹の6色 → 灰 → 白」と、暗い色から明るい色へ並んでいると覚えれば、10色の順番が自然に出てきます。電子工作やアマチュア無線の入門書では、数字と色をくっつけた語呂合わせも昔から紹介されています。

数字色語呂合わせの例
0黒黒い礼(0)服
1茶お茶を一(1)杯
2赤赤いニ(2)ンジン
3橙第三(3)の男(だいだい=橙)
4黄黄(き)四(し)=岸恵子
5緑みどりご(緑子=5)
6青青二才のろく(6)でなし
7紫紫式(しき=7)部
8灰ハイヤー(灰・8)
9白ホワイトク(9)リスマス

許容差は「金 ±5%・銀 ±10%」の2つと、5本帯の精密抵抗によく使われる「茶 ±1%・赤 ±2%」だけ覚えておけば、手元の抵抗はほぼ読めます。茶 ±1%・赤 ±2% は、数字の茶1・赤2とそのまま同じ数なので覚えやすいはずです。語呂合わせは覚えやすいものを1つ選べば十分で、何本か読んでいるうちに、よく出てくる「茶黒」(10)や「黄紫」(47)は色の組み合わせとして目に入るようになります。

どっちから読む?向きの見分け方と、逆から読んでも成り立つ落とし穴

カラーコードで最初につまずくのが読む向きです。抵抗には左右の区別がないので、手に取った向きによっては逆から読んでしまいます。次の順に確かめてください。

  • 金・銀の帯は右端:金と銀は数字にならない(1本目・2本目に来ない)ので、金・銀がある側が許容差=右です
  • 間隔が広い側が右:許容差の帯は、ほかの帯から少し離して印刷されていることが多いです
  • 帯が寄っている側が左:1本目の帯は、リード線の付け根に近い位置にあることが多いです
  • 1本目が黒にはならない:0から始まる抵抗値はないので、黒から始まったら逆向きを疑います
  • E系列にない値になったら逆向きを疑う:抵抗の値は決まった数の並び(E系列、後述)から選ばれているので、読んだ値がその中にないときは向きか色の読み間違いです

4本帯で金・銀の帯があれば、向きはほぼ迷いません。たとえば茶・黒・橙・金(10kΩ ±5%)を逆から読むと1本目が金になり、そもそも数字として読めないからです。困るのは、許容差が茶(±1%)や赤(±2%)の5本帯です。両端がどちらも茶色になることがあり、どちらから読んでも抵抗値として成り立ってしまいます。

帯の色(左から)正しい読み逆から読むと
茶・黒・黒・赤・茶100 × 100 = 10kΩ ±1%茶・赤・黒・黒・茶 → 120Ω ±1%
茶・黒・黒・茶・茶100 × 10 = 1kΩ ±1%茶・茶・黒・黒・茶 → 110Ω ±1%
赤・赤・黒・黒・茶220 × 1 = 220Ω ±1%茶・黒・黒・赤・赤 → 10kΩ ±2%
黄・紫・黒・茶・茶470 × 10 = 4.7kΩ ±1%茶・茶・黒・紫・黄 → 1.1GΩ(ありえない値)

表の上の3つは、逆から読んだ 120Ω・110Ω・10kΩ もすべて実在する標準の値なので、「E系列にない値なら逆」という見分け方が使えません。10kΩ(茶黒黒赤茶)を120Ω と読み違えると、LED に流れる電流が80倍以上になって壊してしまうこともあります。こうした5本帯の抵抗は、帯の間隔をよく見るか、迷ったらテスターで測るのが確実です。4番目の例のように、逆から読むと 1.1GΩ のような電子工作ではまず使わない値になる場合は、迷わず逆向きと判断できます。

4本帯・5本帯・6本帯・3本帯の違いと読み方

帯の数が変わっても、左から「数字 → 乗数 → 許容差」と並ぶ順番は変わりません。違うのは数字の桁数と、最後に温度係数が付くかどうかです。

帯の数並び例読み
3本帯数字・数字・乗数(許容差の帯なし)茶・黒・橙10kΩ ±20%
4本帯数字・数字・乗数・許容差茶・黒・橙・金10kΩ ±5%
5本帯数字・数字・数字・乗数・許容差茶・黒・黒・赤・茶10kΩ ±1%
6本帯5本帯 + 温度係数茶・黒・黒・赤・茶・茶10kΩ ±1%、100ppm/K
  • 3本帯:許容差の帯がなく、±20% の抵抗です。古い部品や、精度のいらない用途で見かけます
  • 4本帯:いちばん普通の抵抗で、±5%(金)のものが大半です。有効数字は2桁なので、E24系列までの値を表せます
  • 5本帯:有効数字が3桁になり、1.02kΩ や 4.99kΩ のような E96系列の細かい値を表せます。±1% の金属皮膜抵抗に多い形です
  • 6本帯:5本帯の後ろに、温度が1℃(1K)変わったときに抵抗値が何ppm(100万分のいくつ)変わるかを示す帯が付きます。茶の 100ppm/K なら、温度が10℃上がると最大 0.1% 変わります

5本帯の 10kΩ が「茶・黒・黒・赤」になるのは、有効数字が3桁の 100 で、それに ×100(赤)を掛けるからです。4本帯の 10kΩ は有効数字 10 に ×1,000(橙)なので、同じ 10kΩ でも乗数の色が1つずれます。4本帯のつもりで5本帯を読むと値が大きくずれるので、まず帯の本数を数えてから読み始めてください。なお、黒い帯が1本だけの抵抗は 0Ω の抵抗(ジャンパー線の代わり)です。

よく使う抵抗値のカラーコード早見表(10Ω〜1MΩ)

電子工作でよく使う抵抗値のカラーコードです。4本帯・5本帯とも、最後にもう1本、許容差の帯(4本帯は金 ±5% が多く、5本帯は茶 ±1% が多い)が付きます。

抵抗値4本帯(+許容差の帯)5本帯(+許容差の帯)よくある使い道
10Ω茶・黒・黒茶・黒・黒・金電流の検出、突入電流の制限
47Ω黄・紫・黒黄・紫・黒・金ゲートやラインの直列抵抗
100Ω茶・黒・茶茶・黒・黒・黒LED(3.3V〜5V)、信号線の保護
220Ω赤・赤・茶赤・赤・黒・黒5V で LED を光らせる
330Ω橙・橙・茶橙・橙・黒・黒5V で LED を光らせる(やや暗め)
470Ω黄・紫・茶黄・紫・黒・黒LED、トランジスタのベース
1kΩ茶・黒・赤茶・黒・黒・茶トランジスタのベース、LED(12V)
2.2kΩ赤・赤・赤赤・赤・黒・茶分圧、ベース抵抗
3.3kΩ橙・橙・赤橙・橙・黒・茶分圧
4.7kΩ黄・紫・赤黄・紫・黒・茶I2C のプルアップ
10kΩ茶・黒・橙茶・黒・黒・赤スイッチのプルアップ・プルダウン
22kΩ赤・赤・橙赤・赤・黒・赤分圧、フィルター
47kΩ黄・紫・橙黄・紫・黒・赤分圧、入力の保護
100kΩ茶・黒・黄茶・黒・黒・橙電池電圧の測定(分圧)
1MΩ茶・黒・緑茶・黒・黒・黄入力インピーダンスの設定

並べてみると、1本目・2本目は「茶・黒(10)」「赤・赤(22)」「橙・橙(33)」「黄・紫(47)」の4種類でほとんどが占められていて、3本目の色が桁を表していることが分かります。茶黒の後ろが茶なら100Ω、赤なら1kΩ、橙なら10kΩ、黄なら100kΩ と、乗数の色が1つ進むたびに10倍になります。

4.7kΩ や 2.2kΩ ばかりなのはなぜ?E系列の仕組み

店に並んでいる抵抗は、1kΩ・1.2kΩ・1.5kΩ……と中途半端に見える値ばかりで、5kΩ のようなきりのいい値はあまりありません。これは、抵抗値が「E系列」という標準の数の並びから選ばれているためです。E12系列は、1〜10の間をほぼ同じ比率(約1.2倍ずつ)で12段に分けた並びです。

系列よく使う許容差1〜10 の間の値
E6±20%1.0・1.5・2.2・3.3・4.7・6.8
E12±10%1.0・1.2・1.5・1.8・2.2・2.7・3.3・3.9・4.7・5.6・6.8・8.2
E24±5%E12 + 1.1・1.3・1.6・2.0・2.4・3.0・3.6・4.3・5.1・6.2・7.5・9.1
E96±1%1.00・1.02・1.05・1.07……9.53・9.76 の96段(有効数字3桁)

比率で並べてあるのは、許容差の範囲がすき間なくつながるようにするためです。たとえば E12系列の 4.7kΩ ±10% は 4.23kΩ〜5.17kΩ、次の 5.6kΩ ±10% は 5.04kΩ〜6.16kΩ で、範囲が少し重なっています。作った抵抗を測って、どの値として売るかを決めれば、捨てる部品がほとんど出ないというわけです。

カラーコードを読むときは、この性質が検算に使えます。4本帯の抵抗を読んで 4.6kΩ や 5.0kΩ のような E24系列にない値になったら、どこかの色を読み違えている可能性が高いです。5kΩ がほしいときは、E24系列の 5.1kΩ で代用するか、10kΩ を2本並列につなぐと作れます。

間違えやすい色の見分け方:茶と赤、金と橙、灰と白・銀

カラーコードは小さな部品に細い帯で印刷されているうえ、部品のメーカーや照明によって色味が変わるため、読み間違いのほとんどは色の判別で起きます。間違えやすい組み合わせと、確かめ方をまとめました。

迷う色見分けるコツ読み違えたときのずれ
茶と赤赤は明るく鮮やか、茶はくすんで暗い。並んでいる他の帯と比べる1本目なら 1 と 2 で値が2倍近く変わる。乗数なら10倍
赤と橙橙は黄色みが強い。白い紙の上、昼光色の明かりで見る乗数なら 1kΩ と 10kΩ の取り違え
金と黄・橙金はつやがあり、角度を変えると光る。黄・橙はつやがない許容差の帯と数字の帯を取り違え、向きを逆にしてしまう
灰と白・銀銀は金属のつや、灰はつやのない灰色8 と 9、銀なら許容差 ±10%
青と緑・紫青い本体の抵抗では帯の青が本体に溶け込みやすい5 と 6、6 と 7 で値が少しずれる
  • 電球色(オレンジっぽい照明)の下では、茶・赤・橙の区別がつきにくくなります。昼白色の明かりか、日の光の下で見てください
  • スマートフォンのカメラで拡大して見ると、帯の境目がはっきりします。ただし写真の色は実物とずれることがあるので、色の判断はなるべく実物で行います
  • 同じ袋の抵抗が何本もあるなら、並べて比べると、どれが茶でどれが赤かが分かりやすくなります
  • 読んだ値が E系列にあるか、回路図の値と合うかで検算します

色覚の特性によっては、赤・茶・緑などの区別がつきにくいことがあります。その場合も、色で無理に判断せず、テスターで抵抗値を測るのがいちばん確実です。部品箱に入れておくときは、袋や仕切りに抵抗値を書いておくと、次から読む手間が省けます。

テスターで抵抗値を確かめるときの注意

カラーコードに自信がないときは、テスター(マルチメーター)の抵抗レンジ(Ω)で測れば確実です。ただし、測り方を間違えると正しい値が出ません。

  1. 1

    回路から外して測る

    基板にはんだ付けされたままだと、ほかの部品を通る電流も一緒に測ってしまい、実際より小さい値が出ます。新品の抵抗か、片側の足を外した状態で測ります。

  2. 2

    両手で両端を持たない

    指で抵抗の両端とテスト棒を一緒につまむと、人の体の抵抗が並列に入ります。100kΩ を超えるような大きな抵抗では、値がはっきり小さく出ることがあります。片側だけを持つか、ワニ口クリップで挟んで測ってください。

  3. 3

    許容差の範囲に入っているかを見る

    4.7kΩ ±5% の抵抗が 4.68kΩ と表示されたら正常です。表示どおりの値ぴったりになることはまずないので、許容差の範囲(4.465kΩ〜4.935kΩ)に入っていれば、カラーコードの読みは合っています。

測った値が許容差から大きく外れていて、しかも 10倍・10分の1 のようにきりのいい比率でずれているなら、乗数の帯の色を読み違えている可能性があります。2倍前後のずれなら、茶と赤のような数字の帯の読み違いを疑ってください。

抵抗のカラーコード 計算ツールで確かめる手順

抵抗のカラーコード 計算では、帯の色を押すだけで抵抗値を確かめられ、反対に抵抗値からカラーコードを調べることもできます。

  1. 1

    「色から抵抗値」で帯の数を選ぶ

    4本帯・5本帯・6本帯・3本帯から、手元の抵抗の帯の数を選びます。

  2. 2

    左の帯から順に色を押す

    金・銀の帯を右にして、左から色を選びます。抵抗の絵に同じ色が付くので、実物と見比べられます。抵抗値・許容差・実際の値の範囲がすぐに出ます。

  3. 3

    逆向きの読みを確かめる

    1本目が黒のときや、読んだ値が E系列になく逆向きなら E系列になるときは、逆から読んだ値が表示されます。「左右を入れ替える」を押すと、逆向きの読みに切り替わります。

  4. 4

    抵抗値から色を調べる

    「抵抗値から色」タブに 4.7k・4k7・10k のように入れると、4本帯・5本帯の色と、E12・E24・E96系列のすぐ上・すぐ下の値が出ます。部品箱から目的の抵抗を探すときに使えます。

基板の小さな四角い部品(チップ抵抗)に印刷された 103・4R7・01C のような記号は「チップ抵抗の表記」タブで、LED につなぐ抵抗の値とワット数は「LEDの抵抗計算」タブで、ほしい抵抗値を手持ちの抵抗2本で作る組み合わせは「合成抵抗・組み合わせ」タブで計算できます。抵抗で消費する電力(ワット数)は電圧 × 電流で求められ、家電の電気代と同じ考え方です。W と kWh の関係は電気代の計算方法で解説しています。

よくある質問

抵抗のカラーコードはどっちから読みますか?
金・銀の帯(許容差の帯)がある側を右にして、左の帯から読みます。許容差の帯はほかの帯から少し離れていることが多いので、間隔の広い側を右にします。1本目が黒になることはないので、黒から始まるときは逆から読んでいます。両端が茶色の5本帯は、どちら向きでも値が成り立つことがあるので、迷ったらテスターで測ってください。
抵抗のカラーコードの覚え方は?
2〜7が虹の順番(赤2・橙3・黄4・緑5・青6・紫7)になっていて、その前に黒0・茶1、後ろに灰8・白9が付くと覚えるのが簡単です。暗い色から明るい色へ並んでいると考えてもかまいません。「黒い礼服(0)」「お茶を一杯(1)」「赤いニンジン(2)」のような語呂合わせもあります。
茶・黒・赤・金の抵抗は何Ωですか?
茶1・黒0 で 10、赤は ×100 なので 1,000Ω(1kΩ)、金は ±5% です。実際の値は 950Ω〜1,050Ω の範囲に入ります。茶・黒・橙・金なら 10kΩ、茶・黒・黄・金なら 100kΩ です。
4本線と5本線の抵抗は何が違いますか?
数字の帯の数が違います。4本帯は数字2本+乗数+許容差で、±5% の抵抗が多いです。5本帯は数字3本+乗数+許容差で、1.02kΩ のような細かい値を表せるため、±1% の精密な抵抗に使われます。同じ 10kΩ でも、4本帯は茶・黒・橙、5本帯は茶・黒・黒・赤と色が変わります。
4.7kΩ のカラーコードは何色ですか?
4本帯なら黄・紫・赤に許容差の帯(±5% なら金)、5本帯なら黄・紫・黒・茶に許容差の帯(±1% なら茶)です。黄4・紫7 で 47、赤は ×100 なので 4,700Ω です。
金色の帯が3本目にあるときはどう読みますか?
3本目(乗数)の金は ×0.1、銀は ×0.01 です。茶・黒・金・金なら 10 × 0.1 = 1Ω ±5%、赤・赤・銀・金なら 22 × 0.01 = 0.22Ω ±5% です。10Ω より小さい抵抗で使われます。
茶色と赤の帯が見分けられません。
電球色の照明では区別がつきにくいので、昼白色の明かりか日の光の下で、同じ抵抗のほかの帯と比べてみてください。読んだ値が E系列(E24 なら 1.0・1.1・1.2・1.3・1.5……)にあるかも確かめます。それでも迷うときはテスターで測るのが確実です。
テスターで測った値が表示とずれています。
許容差の範囲内なら正常です。±5% の 1kΩ なら 950Ω〜1,050Ω に入っていれば問題ありません。基板に付けたまま測ったり、両手で両端を持って測ったりすると、実際より小さい値が出ます。10倍・10分の1 のようにずれているなら、乗数の帯の色を読み違えています。

この記事で紹介したツール

あわせて読みたい

仕組み解説約6分

元利均等返済と元金均等返済の違い|総額と毎月の負担で比べる

ローンの申込書には必ず返済方式の欄があり、元利均等返済と元金均等返済のどちらかを選ぶようになっています。総返済額が少ないのは元金均等ですが、その差は思ったほど大きくなく、代わりに返済開始直後の負担が重くなります。この記事では両者の違いを、同じ条件で計算した金額で比べます。

記事を読む →
仕組み解説約10分

ケータイ打ち暗号の作り方と解き方|ガラケーの連打・フリック変換表

「2 22* 6 7 44444* 55555 33 4」のように、同じ数字が何度も続く暗号は、ガラケーのテンキーを押す回数で文字を表した「ケータイ打ち」の暗号です。スマホ世代でもフリック入力に置きかえれば同じしくみで読めるので、謎解きや宝探しで出題しやすい暗号の 1 つです。この記事では、ケータイ打ち(ガラケー打ち・トグル入力)とフリック入力の変換表、濁点や小さい文字の扱い、区切り方で読み方が変わる落とし穴、ポケベル暗号との違い、問題にするときのコツをまとめます。

記事を読む →
仕組み解説約8分

ソートは何問で終わる?|項目数別の質問数の早見表と少なく済む仕組み

推しソートやキャラソートを始める前に気になるのが「全部で何問あるの?」です。20 人なら 190 通りの組み合わせがあるのに、実際のソートはその半分以下で終わります。この記事では、項目数ごとの質問数を早見表にまとめたうえで、すべての組み合わせを聞かずに順位が決まる理由(マージソート)、表示される「最大あと何問」が途中で急に減るわけ、引き分けで質問が減る仕組み、質問を減らすコツを説明します。

記事を読む →