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ペースバンドの作り方|無料で印刷して手首に巻く手順と見やすくするコツ

マラソン中に「いま目標より速いのか遅いのか」を一目で確かめられるのがペースバンドです。大会の会場で配られることもありますが、配られるのはサブ3・サブ4のような決まったタイムのものだけで、自分のスタートロスやペース配分は反映されていません。この記事では、ペースバンドに何を書けばよいか、1kmごと・5kmごとのどちらにするか、自宅のプリンターでA4に印刷して手首に巻くまでの手順、汗や雨でにじませない包み方、レース中の見方までを、マラソン ペースバンド メーカーを使った例で解説します。

ペースバンドとは|腕時計と見比べるだけで貯金と借金がわかる

ペースバンドは、レースの各地点を何分何秒で通過すればよいかを書いた細長い帯です。紙やシールでできていて、手首に巻いて使います。たとえばサブ4(4時間切り)を目指すなら、5km地点に「28:25」、10km地点に「56:50」のように書いておき、距離表示の看板を通過したときに腕時計のタイムと見比べます。

GPS腕時計でも1kmごとのペースは見られますが、GPSは高いビルの間や橋の下でずれやすく、レースが進むほど「表示の距離」と「看板の距離」が離れていきます。ペースバンドは公式の距離看板を基準にするので、ずれが積み重なりません。目標より何秒早いか(貯金)、何秒遅いか(借金)が引き算ひとつでわかるのが、いちばんの利点です。

  • 看板の距離で比べるので、GPSのずれに振り回されない
  • 前半の飛ばしすぎに早めに気づける(5kmで1分の貯金は多すぎるサイン)
  • 後半に苦しくなったとき、あと何秒落としても目標に届くかがわかる
  • 関門のある大会では、閉鎖時刻に間に合うかの確認にも使える

ペースバンドに書く内容|1kmごとか5kmごとか、ネットかグロスか

ペースバンドに書く情報は、地点・その地点の通過タイム・必要なら区間ペースの3つです。迷いやすいのは、何kmごとに書くかと、どのタイムを書くかの2点です。

書き方向いている人注意点
1kmごと(43行)ペースを細かく守りたい人、サブ3〜サブ4を狙う人行が多いので帯が長く、文字が小さくなる。前半・後半の2本に分けると見やすい
5kmごと(10行)初フルの人、サブ5〜完走目標の人、ざっくり確認したい人文字が大きく読みやすい。5kmの間のずれには気づきにくい

タイムは「ネット」「グロス」「通過時刻」の3種類から選べます。ネットはスタートラインを越えてから測る時間で、スタートラインで腕時計のボタンを押す人はこれを書きます。グロスは号砲からの時間で、コースの時計や公式記録と同じです。通過時刻は「10:23」のような時計の時刻で、関門の閉鎖時刻と直接比べたいときに便利です。

マラソン ペースバンド メーカーで作って印刷する手順

  1. 1

    距離と目標タイムを入れる

    「ラップ表・関門」タブで、フル・ハーフ・10kmなどの距離を選び、目標タイムを入れます。サブ4なら4時間ちょうどではなく「3:59:59」と入れるのがコツです。「3時間30分」のような書き方でも読み取れます。

  2. 2

    スタートロスとペース配分を決める

    目標がグロスかネットかを選び、スタートロスのめやすを入れます。ペース配分はイーブン・ネガティブ1%・ネガティブ2%・ポジティブ2%・ポジティブ4%から選べます。給水所で止まる秒数と給水所の間隔を入れると、そのぶんも計画に入ります。

  3. 3

    ラップ表を確かめる

    1kmごと(または5kmごと)の通過タイムと区間ペースの表が出ます。区間ペースが自分の練習のペースから大きく外れていないかを確認します。

  4. 4

    ペースバンドの形を選ぶ

    「このラップ表でペースバンドを作る」を押し、帯に書くタイム(ネット・グロス・時刻)、区間ペースを入れるか、帯の幅(25・32・40mm)、A4に並べる本数、前半・後半の2本に分けるかを選びます。

  5. 5

    A4で印刷して切り取る

    「印刷する(A4)」を押し、印刷画面で倍率を100%(実際のサイズ)、背景のグラフィックをオンにして印刷します。点線に沿ってはさみで切り取ります。

帯の幅と1枚に並べられる本数のめやすは、細め25mmで6本、ふつう32mmで5本、太め40mmで4本です(前半・後半に分けると半分)。予備や、ペースを変えた2パターン(サブ4用とサブ4.5用など)を同じ紙に並べて印刷しておくと、当日の体調で付け替えられます。

手首への巻き方と、汗や雨でにじませない方法

家庭用のインクジェットプリンターで印刷した紙は、汗や雨で濡れるとすぐににじみます。切り取った帯は、透明な梱包用テープや幅広のセロハンテープで表と裏を包んでから巻くと安心です。ラミネーターがあれば、薄手のフィルムで加工するのも手です。

  • 帯の表裏を透明テープで包み、端を3〜5mm余らせて貼り合わせる
  • 手首の内側(手のひら側)に、スタートが上・ゴールが下になる向きで当てる
  • 腕時計の上か下に、重ならないように巻き、端を肌に貼らないテープで留める
  • 肌が弱い人は、リストバンドやアームスリーブの上から巻くとかぶれにくい
  • 1kmごとの長い帯は、前半・後半の2本に分けて左右の手首に巻くと見やすい

レース中の見方|貯金は5kmで30秒までが目安

ペースバンドは、5kmごとの看板を通過したときに見るのがおすすめです。1kmごとに毎回確認すると、数秒のずれに一喜一憂して余計な力が入ります。5kmごとに「帯のタイム−腕時計のタイム」を計算し、プラスなら貯金、マイナスなら借金と考えます。

5km地点でのずれ考え方
貯金30秒以内ほぼ計画どおり。そのまま維持する
貯金1分以上飛ばしすぎ。後半の失速につながりやすいので、少しペースを落とす
借金30秒以内混雑やトイレで遅れることはよくある。次の5kmで無理に取り返さない
借金1分以上体調や気温が想定と違う可能性。目標を1段階下げた帯に切り替える判断も

前半に貯金を作って後半に備える走り方は、多くの場合かえって後半の失速を大きくします。前半を少し抑える配分についてはネガティブスプリットのペース配分、目標タイムごとのキロ何分はサブ3〜サブ6のペース表を参考にしてください。

よくある質問

ペースバンドは無料で作れますか?
マラソン ペースバンド メーカーなら無料で作れます。距離と目標タイムを入れると1kmごと・5kmごとの通過タイムの帯ができ、自宅のプリンターでA4に印刷できます。入力した値は端末のブラウザにだけ保存され、登録も不要です。
ペースバンドは1kmごとと5kmごと、どちらがいいですか?
ペースを細かく守りたいサブ3〜サブ4狙いの人は1kmごと、初フルや完走目標の人は文字が大きく読みやすい5kmごとがおすすめです。1kmごとは43行になるので、前半・後半の2本に分けて巻くと見やすくなります。
ペースバンドにはネットとグロスのどちらを書けばいいですか?
スタートラインで腕時計を押すなら、ネット(スタートラインからの時間)を書くと腕時計とそのまま比べられます。コースの時計と比べたい人はグロス、関門の閉鎖時刻と比べたい人は通過時刻を書きます。
印刷したペースバンドが汗でにじまない方法は?
切り取った帯の表と裏を透明な梱包用テープで包むのが手軽です。端を3〜5mm余らせて貼り合わせると、水が入りにくくなります。ラミネートフィルムで加工する方法もあります。
サブ4のペースバンドの5km通過タイムは?
キロ5分41秒のイーブンペースなら、5km 28:25、10km 56:50、中間 1:59:54、30km 2:50:30、40km 3:47:20で、ゴールは約3:59:48です。給水やスタートロスを入れる場合は、それを含めて作り直すと実際のレースに近くなります。

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