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定形郵便は A4 何枚まで?長3・長40の三つ折り枚数と50gの境目

請求書や契約書、案内状を長形3号の封筒で送るとき、いちばん気になるのが「この枚数で 110円の切手で足りるのか」です。定形郵便は 50g までなので、紙が何 g あるかがわかれば枚数は計算で出せます。この記事では、A4 のコピー用紙 1 枚の重さの求め方、長3・洋長3・長40・長4 の封筒ごとに 110円で送れる枚数、紙の厚さ(コピー用紙・厚口・特厚口)による違い、返信用封筒や送付状を入れたときの数え方、50g を超えたときにいくらになるか、はかりがないときの確かめ方までを、具体的な数字でまとめます。

定形郵便(110円)で送れる条件

手紙をいちばん安く送れるのが定形郵便で、2024年10月の料金改定からは 50g まで一律 110円です(2026年10月時点も同じ)。以前は 25g までと 50g までで料金が分かれていましたが、いまは 1 段階だけなので、「50g を超えるかどうか」だけを気にすれば済みます。

項目条件
長さ(長辺)14〜23.5cm
幅(短辺)9〜12cm
厚さ1cm まで
重さ50g まで(50g ちょうどは OK)
料金110円

大きさの上限 12×23.5cm は、ちょうど長形3号(長3)の封筒の大きさです。つまり長3 より大きい封筒は、中身が 1 枚でも定形にはなりません。逆に、長3 以下の封筒でも、50g か厚さ 1cm のどちらかを超えた時点で定形外郵便(規格内)の料金に変わります。

A4 のコピー用紙 1 枚は約 4g(重さの求め方)

紙の重さは「坪量(つぼりょう)」という、1 平方メートルあたりの重さ(g/m²)で決まっています。オフィスで使う一般的なコピー用紙は 64g/m² 前後です。A4 は 210×297mm なので、面積は 0.21 × 0.297 = 約 0.0624m²。これに坪量を掛けると 1 枚の重さが出ます。

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    面積を出す

    A4:0.21m × 0.297m = 0.0624m²。B5 なら 0.182 × 0.257 = 0.0468m² です。

  2. 2

    坪量を掛ける

    コピー用紙(64g/m²)なら 0.0624 × 64 ≒ 3.99g。ほぼ 4g と覚えておけば十分です。

  3. 3

    封筒の重さを足す

    長3 のクラフト封筒は約 5g。A4 を 11 枚入れると 5 + 3.99 × 11 ≒ 48.9g で、50g に収まります。

紙の種類坪量A4 1 枚B5 1 枚
コピー用紙64g/m²約 4.0g約 3.0g
上質紙・厚口(契約書・案内状に多い)81.4g/m²約 5.1g約 3.8g
上質紙・特厚口104.7g/m²約 6.5g約 4.9g
はがき・名刺くらいの厚紙210g/m²約 13.1g約 9.8g
写真用紙(光沢)250g/m²約 15.6g約 11.7g

紙の束の包装やカタログに「連量 55kg」「70kg」のように書かれていることもあります。これは別の数え方で、おおむね 55kg ≒ 64g/m²、70kg ≒ 81.4g/m²、90kg ≒ 104.7g/m² に当たります。会社の複合機に入っている紙はほとんどがコピー用紙なので、迷ったら 1 枚 4g で計算してかまいません。

封筒ごとに 110円で送れる枚数

封筒の重さ(長3・洋長3 約 5g、長40・長4 約 4g)と紙 1 枚の重さから、50g に収まる枚数を出しました。厚さは紙 1 枚の厚さ × 枚数 × 折って重なる枚数で見積もっていますが、どの組み合わせでも重さのほうが先に上限に届き、厚さ 1cm にはまだ余裕があります。

封筒(入れ方)コピー用紙厚口特厚口
長形3号(A4 三つ折り)11 枚まで8 枚まで6 枚まで
洋長形3号(A4 三つ折り)11 枚まで8 枚まで6 枚まで
長形40号(A4 四つ折り)11 枚まで9 枚まで7 枚まで
長形4号(B5 三つ折り)15 枚まで12 枚まで9 枚まで

長40 は長3 より 1g 軽いぶん、厚口の紙なら 1 枚多く入ります。長4 は B5 用の封筒で、A4 は三つ折りにしても幅が 9.9cm あり、内側の幅が 8.6cm ほどしかない長4 には入りません。A4 を小さな封筒で送りたいときは、四つ折りで長40、三つ折りで長3 を選んでください。

長3 にコピー用紙重さ料金
1〜11 枚約 9.0〜48.9g110円(定形)
12〜23 枚約 52.9〜96.8g180円(定形外 規格内 100g まで)
24〜36 枚約 100.8〜148.7g270円(150g まで)
37〜61 枚約 152.7〜248.5g320円(250g まで)

返信用封筒・送付状を入れたときの数え方

実際の郵送では、書類のほかに送付状や返信用封筒を入れることがよくあります。送付状は A4 の紙 1 枚として数え、返信用封筒は封筒 1 枚分(長3 なら約 5g)を足します。返信用封筒に貼った切手の重さはごくわずかなので、気にしなくてかまいません。

  • 長3 + 送付状 1 枚 + 書類:書類は 10 枚まで 110円(合計 11 枚)
  • 長3 + 返信用の長3 + 送付状 1 枚 + 書類:書類は 9 枚まで 110円(5 + 5 + 3.99 × 10 ≒ 49.9g)
  • 書類が厚口(契約書など)2 部、送付状がコピー用紙 1 枚:5 + 5.08 × 2 × 2 + 3.99 ≒ 29.3g。署名用の 2 部 4 枚なら余裕あり
  • クリアファイルは A4 サイズで約 20g あり、そもそも長3 には入らない。入れたいときは角2 にする

上の 2 つ目の例のように、計算上 49.9g といった境目ぎりぎりになる場合は注意が必要です。封筒の紙の厚さや印刷のインク、のりやテープでも 1g 前後は変わります。境目まで 3g を切ったら、1 枚減らして 2 通に分けるか、最初から 180円分の切手を貼るほうが安全です。料金不足で戻ってくると、届くまでの日数が数日延びてしまいます。

厚さ 1cm はどのくらいで超える?

コピー用紙 1 枚の厚さは約 0.09mm です。三つ折りにすると 3 枚分重なるので、1 枚あたり約 0.27mm。11 枚入れても 3mm 程度で、1cm には遠く届きません。紙だけなら、定形郵便は重さの上限が先に来ると考えてかまいません。

厚さが問題になるのは、紙以外のものを入れたときです。たとえば小さな冊子、カード型の会員証、鍵や USB メモリ、プチプチ(気泡緩衝材)で包んだ小物などは、軽くても 1cm を超えやすく、その場合は重さが 50g 以下でも定形外(規格内)の料金になります。郵便局の窓口には厚さを測る専用の定規がありますが、自分で確かめるなら、平らな机の上で定規を立てていちばん厚いところを測ってください。

はかりがないときの確かめ方

キッチンスケールがあれば 1g 単位で量れますが、家にない人も多いでしょう。そんなときは次の方法で目安をつけられます。

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    枚数から計算する

    上の表のとおり、封筒の重さ+紙 1 枚の重さ × 枚数で見積もります。郵便料金 計算ツールなら、封筒の種類と紙の枚数・折り方を選ぶだけで重さと料金、あと何枚で次の料金になるかが出ます。

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    1円玉で比べる

    1円硬貨はちょうど 1g です。定規をてこにして片側に封筒、反対側に 1円玉 50 枚を載せて傾きを見ると、50g を超えているかどうかの目安になります。

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    郵便局の窓口で量ってもらう

    いちばん確実です。料金を窓口で払えば切手を貼る必要もなく、料金不足の心配がありません。

郵便ポストに投函する場合は、料金が足りているかどうかを自分で判断することになります。とくに 45g を超えるあたりは、計算より実物が重いと簡単に 50g を超えるので、窓口に持っていくか余裕のある料金にしておきましょう。

50g を超えそうなときの選択肢

書類が 12 枚以上になって定形に収まらないとき、取れる方法は大きく 3 つあります。料金だけで比べると、意外にも「折らずに角2 で送る」のが損にならない場面が多くあります。

コピー用紙の枚数長3 に三つ折り角2 に折らずに長3 で 2 通に分ける
8 枚110円140円—
12 枚180円180円220円
16 枚180円180円220円
21 枚180円180円220円
24 枚270円270円290円(11 枚+13 枚で 110円+180円)

12〜21 枚なら、長3 に三つ折りでも角2 に折らずに入れても同じ 180円です。それなら書類を折らずに済む角2 のほうが、受け取った相手は読みやすく、スキャンやファイリングもしやすくなります。2 通に分けると 110円 × 2 = 220円で、かえって高くなるうえに、相手が 2 通をそろえる手間も増えます。逆に、11 枚以下で角2 にすると 140円になり 30円高くなるので、薄い書類は長3 で十分です。

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よくある質問

A4 のコピー用紙は何枚まで 110円で送れますか?
長形3号の封筒(約 5g)に三つ折りで入れる場合、11 枚(約 48.9g)までが定形郵便の 110円です。12 枚から 23 枚までは定形外(規格内)の 100g までで 180円になります。
A4 のコピー用紙 1 枚は何グラムですか?
一般的なコピー用紙(64g/m²)で約 4.0g です。A4 の面積 0.0624m² に坪量を掛けて求めます。厚口(81.4g/m²)なら約 5.1g、特厚口(104.7g/m²)なら約 6.5g です。
長3 の封筒で 50g を超えたら切手は何円ですか?
定形外郵便(規格内)の 100g までの料金で 180円です。定形外の 50g までの 140円は定形より大きい封筒の料金なので、長3 で 51g になったときは 180円になります。
返信用封筒を入れると何枚まで 110円ですか?
長3 の封筒に長3 の返信用封筒を同封すると、コピー用紙は合計 10 枚(送付状を含む)で約 49.9g です。境目ぎりぎりなので、1 枚減らすか 180円分の切手を貼ると安心です。
長形4号の封筒に A4 は入りますか?
入りません。A4 を三つ折りにすると 9.9×21cm で、長形4号(9×20.5cm)の幅を超えます。A4 を小さく折って送るなら、四つ折りで長形40号、三つ折りで長形3号を使います。

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